迷宮都市アルジェのカスバに潜む伝説のギャング。故郷への想いが、無敵の男を破滅へと誘う。
舞台はフランス領アルジェリアの港町アルジェ。その迷宮のような旧市街「カスバ」に、警察も手出しできない一人の男。パリから逃亡してきたギャングの首領、ペペ・ル・モコ。彼はカスバの王として君臨し、自由奔放な日々を送っていた。しかし、その心は故郷パリへの望郷の念で満たされていた。ある日、彼はパリから来た美しい女性ギャビーと出会い、激しい恋に落ちる。彼女の存在が、ペペの心の奥底に眠っていた故郷への渇望を呼び覚ます。愛か、安全か。カスバを出れば逮捕されると知りながら、彼の心は大きく揺れ動く。
ネット上の声
- 異国情緒にワルの魅力タップリだったのに、腹切りして死を選ぶジャン・ギャバンにビックリガックリ
- 戦前フランス🇫🇷映画の傑作と言われる本作は邦題「望郷」のイメージも重なってずっと
- 悪名高い強盗のペペル•モコ、警察から追われる身でカスバという場所で...
- 40年ぶりに二回目の鑑賞。ネタバレする訳にはいかないね。
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ジャン・ギャバン