愛する息子のために、しがない保険外交員がプライドを捨てて大奮闘するサイレント喜劇。
舞台は昭和初期の東京。しがない保険外交員の岡部。彼の悩みは、息子の進学祝いに野球のグローブを買ってやれないことと、なかなか契約が取れないこと。ある日、彼は郊外の裕福な家にセールスに訪れる。しかし、その家の子供たちに翻弄され、セールスどころではない状況に。愛する家族のため、そして自身のささやかなプライドのため、岡部はあの手この手で契約を取ろうと奮闘。果たして、彼の頑張りは報われるのか。小市民の悲哀をユーモラスに描く物語。
ネット上の声
- 腰辨頑張れ(腰弁頑張れ)
- 腰弁=安月給とり
- 日本で初めてデジタル合成が行われたのは白組の仕事で伊丹監督作品『大病人』なのに…
- 名作の誉れ高い成瀬の遺作である『乱れ雲』を見たがピンとこず、そのことが少し寂しく
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国日本
- 時間28分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演山口勇