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コペンハーゲンの養護施設で起きた実話をもとに、自分たちの手で未来を切りひらこうとする幼い兄弟の絆を描き、デンマーク・アカデミー賞で作品賞をはじめ6部門に輝いたヒューマンドラマ。1967年。労働者階級の家庭に生まれた13歳の兄エリックと10歳の弟エルマーは、病気の母親から引き離されて養護施設に預けられる。そこでは、しつけとは名ばかりの体罰が横行していた。さらにエリックたちは新しい環境になじめず、上級生たちによるイジメの標的になってしまう。そんな過酷な日常から抜け出すべく、兄弟は施設からの逃亡を図る。ラース・フォン・トリアー率いる製作会社ツェントローパの俊英イェスパ・W・ネルスンが監督をつとめ、デンマークで史上最高視聴率を記録したテレビドラマ「THE KILLING キリング」のスタッフやキャストが集結。ソフィー・グロベルが子どもたちを見守る教師役、ラース・ミケルセンが厳格な校長役を演じた。
ネット上の声
- この作品の基になってる事件を調べようとすると、国内で起きた児童養護施設での事件も
- 施設で虐待されてる子供らの話で実話ベースなので見てて辛かった
- 同業として観ておくべきと思っていた本作を、ようやく鑑賞
- 無理に時間をつくってでも観るべき作品
孤児院、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国デンマーク
- 時間119分
- 監督イェスパ・W・ネルスン
- 主演ラース・ミケルセン
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病院の遺体安置所(モルグ)を舞台に、世間を騒がせる猟奇的な連続殺人事件の行く末を描いたデンマーク製ホラー。
法科学生のマーティンは、病院の遺体安置所で夜警のアルバイトを始めるが、前任の夜警からそこがいわく付きの場所だという話を聞き、死体が並ぶ光景に冷たい恐怖を覚える。一方その頃、世間では娼婦ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が起きており、マーティンの働く病院にも皮膚を剥ぎ取られた被害者の死体が運び込まれてくる。それをきっかけに彼の周囲では不可解な出来事が起こるようになり、マーティンは次第に妄執にとりつかれていく。そしてある日、遺体安置所の死体が不自然に動かされている痕跡が見つかり、事件を捜査するウォーマー警部は、状況証拠からマーティンに屍姦や妄想狂の疑いの目を向けるが……。
1994年に公開されたデンマークでは、同年の興行収入第1位となる大ヒットを記録。1997年には、本作を手がけたオーレ・ボールネダル監督自らのメガホンで、ユアン・マクレガー主演の「ナイトウォッチ」としてリメイクもされた。日本では1996年に「モルグ」の邦題で上映されたほかはVHSが発売されたのみで、長らく鑑賞する機会がなく、マニアの間で語られる幻の作品となっていたが、2025年1月にデジタルリマスター版で劇場公開。
ネット上の声
- 【戦慄】死体安置所でアルバイトした結果..
- おそるべしデンマーク映画!!!
- 【ドキハラ職場体験!】
- 中盤までは面白い
サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国デンマーク
- 時間107分
- 監督オーレ・ボールネダル
- 主演ニコライ・コスター=ワルドー
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20代のリウはデンマークの田舎町で両親が営む植物園に勤め、平凡ながら穏やかな生活がずっと続くものと思っていた。しかしある日、エキセントリックで不思議な魅力を持つレズビアンのアンドレアと出会い、リウの日常は一変。二人の恋は燃え上がる一方、それぞれのライフスタイルがぶつかり合い、リウの家族にまで思いも寄らない影響が生じる。美しい自然の中でさまざまな形の人間関係や愛、家族を描いた北欧発のドラマ。
ネット上の声
- Rainbow Reel Tokyo 2023にて
- 英題:The Venus Effect
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国デンマーク
- 時間105分
- 監督アンナ・エンマ・ハウダル
- 主演ヨハンネ・ミラン
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30年代のコペンハーゲンを舞台に、思春期の少女の心の成長を描く。トーヴェ・ディトレウセンの原作『子供時代の通り』の映画化で、エグゼキュティヴ・プロデューサーはピーター・ポールセン、製作はティーヴィ・マグヌッソン、監督・脚本はアストリド・ヘニング・イェンセン、共同脚本はエーリフ・チュエセン、撮影はミカエル・サロモン、音楽はアンネ・リンネッツが担当。出演はソフィー・グロベルなど。
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1986年
- 製作国デンマーク
- 時間90分
- 監督アストリズ・ヘニング=イエンセン
- 主演ソフィエ・グロベル