1986年、ソ連。大学受験に失敗した青年が、雑誌編集部での配達業務を通じて、大人たちの奇妙な世界と自身の未来を垣間見る青春物語。
舞台はペレストロイカ前夜のモスクワ。大学受験に失敗した青年イワン。彼の新たな職場は、学術雑誌の編集部。メッセンジャーボーイとして働く彼が目にするのは、奇妙で滑稽な大人たちの日常。ある日、著名な教授の娘カーチャと出会い、彼女の自由奔放な魅力に惹かれていくイワン。しかし、彼女を取り巻く華やかな世界と、自身の平凡な現実とのギャップ。社会の矛盾と大人たちの本音を目の当たりにしながら、彼が自らの進むべき道を見つけ出すまでの、ほろ苦くもユーモラスな数日間。
ネット上の声
- ダメ男のアクションに心躍る映画かと思っていたら後半考慮の価値のある体制批評になっ
- 何だろう、遠い国の話なのにどこか『童貞物語』や『パンツの穴』を見終わったような感
- シネマヴェーラ渋谷という映画館でやっているソヴィエト&ジョージア映画特集に行かな
- 大学受験に失敗し出版社のメッセンジャー・ボーイとして働く若者の姿を、大学教授の娘
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国ソ連
- 時間88分
- 監督カレン・シャフナザーロフ
- 主演フュードル・ドゥナェフスキー