「ミュンヘン」「NY心霊捜査官」のエリック・バナの主演で、ジェイン・ハーパーのベストセラー小説を映画化したクライムサスペンス。干ばつにあえぐ閉鎖的な田舎町で起こった、現在と過去の2つの殺人事件を通し、オーストラリアの社会が直面する問題をリアルに描いた。
メルボルンの連邦警察官アーロン・フォークは旧友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷の小さな町に帰ってきた。ルークは、自身の妻子を殺した後に自らも命を絶ったのだ。町は長らく雨が降らずに干ばつに襲われており、ルークが事件を起こした背景にもそうした土地の事情があり、いわばルークも犠牲者だと思われていた。しかし、町にとどまって捜査を行うフォークは、未解決事件となっている過去の事件とも向き合うことになり、数十年も隔てた2つの事件がつながっているのではないかと疑い始める。
原作にほれ込んだバナが自らプロデューサーも務め、本作で約13年ぶりに母国オーストラリアの映画に主演した。
ネット上の声
- 兆候を伴うSOSは、いつの時代も自分の弱さを試すものなのかもしれない
- 過去とのシンクロでいい感じに進んでいくのに、結末がいまいち。
- 登場人物がみんな怪しい硬派なサスペンス・ストーリー。
- 渇きは真実への渇望か、愛への飢えか、贖罪の思いか
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2020年
- 製作国オーストラリア
- 時間117分
- 監督ロバート・コノリー
- 主演エリック・バナ