フィンランドの名匠アキ・カウリスマキによる“敗者3部作”の最終章となる人間ドラマ。ヘルシンキの街の片隅で生きる孤独な男が、人を愛することによって人間性を回復していくさまを描き出す。恋人も友人もいない夜警員コイスティネンは、カフェで声を掛けてきた美しい女ミルヤに恋をする。しかし彼女はマフィアが送り込んだ情婦だった。強盗の罪を擦りつけられたコイスティネンは逮捕され、1年間の服役を言い渡されてしまう。
ネット上の声
- 【孤独な男の哀しき物語。男は何度も”意図された不幸”に襲われても怒りや絶望を表すことなく、不幸を受け入れる・・。そんな男を、ずっと見ていた女性と手と手を握るラストシーンは、グッとくるのである。】
- 孤独で世渡り下手な男性のお話。 近づいた女性に何度も騙されるも、信...
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ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国フィンランド,ドイツ,フランス
- 時間78分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演ヤンネ・フーティアイネン