「東京島」などの映画を手がけ、立教大学現代心理学部映像身体学科の教授でもある篠崎誠監督が、東日本大震災で心に傷を追った女性の葛藤や交流を、予知夢や心理学、ドッペルゲンガーといったテーマを用いて描いたドラマ。東日本大震災の予知夢を見た人を調査している社会心理学者の瑛子は、震災で死んだ恋人の夢をずっと見続けていた。一方、同じ大学の演劇学科に通う薫は、3・11をテーマにした卒業公演の稽古に追われ、ある日、仲間と衝突してしまう。薫もまた、この芝居を始めてから、同じ夢にうなされるようになっていたのだが……。2014年・第15回東京フィルメックス特別招待作品。本編111分のバージョンのほか、99分の「SHARING アナザーバージョン」がある。
ネット上の声
- 箱根組木細工な“夢”
- 冒頭、女性が亡霊らしきなにかを追いかけつづけるシークエンスは『エルミタージュ幻想
- 音声、カメラワーク、カットなど自分が認識しうる映画の全ての技術で創意工夫してあっ
- 最高!!!立教大学がクローネンバーグ「ステレオ/均衡の遺失」みたいな実験施設のよ
ホラー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督篠崎誠
- 主演山田キヌヲ