偽りのユダヤ人として生きることを強いられたエチオピアの少年。母との約束を胸に、差別と偽りの人生を生き抜く魂の物語。
1984年、飢饉に苦しむエチオピア。ユダヤ系エチオピア人をイスラエルへ救出する「モーセ作戦」が実行。キリスト教徒の少年シュロモは、生き延びるため母にユダヤ人と偽るよう命じられ、イスラエルへと渡る。彼は優しい里親に引き取られるが、肌の色や出自への差別、そして自らの正体を隠し続ける苦悩に直面。唯一の心の支えは、いつか再会を誓った母との約束。彼は偽りの人生の中で、愛と自分のアイデンティティを見つけ出すことができるのか。
ネット上の声
- モーセ作戦という史実を背景にした、一人の少年の壮絶な物語。出自を偽り生きる彼の葛藤に胸が締め付けられた。これは紛れもない名作。
- とにかく泣いた。母の愛、生きることの辛さと喜び、全部詰まってる。観てよかった。
- 民族や宗教の違いが、一人の人間の人生をここまで翻弄するのかと。色々考えさせられる映画でした。
- テーマは重いんだけど、ちょっと話が出来すぎてる感じがしたかな。感動の押し売りっぽく感じてしまった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間149分
- 監督ラデュ・ミヘイレアニュ
- 主演ヤエル・アベカシス