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初長編映画「空(カラ)の味」が第10回田辺・弁慶映画祭の弁慶グランプリなど4冠に輝いた塚田万理奈監督によるオムニバス映画。
通り過ぎていく日常のなかで小説を書いたり音楽に没頭したりしながら自分の居場所を探す中学生を描く「満月(みつき)」と、きつ音のある中学生と夢を諦めかけたミュージシャンの日々が交差する「世界」の2作品で構成。
塚田監督が2020年より出身地・長野市で地元の子どもたちとともに制作を続けている、16ミリフィルムで10年かけて撮影するプロジェクト「刻(とき)」から生まれた企画で、同プロジェクトのワークショップで塚田監督と出会った満月と涌井秋がそれぞれ主演を務める。「千と千尋の神隠し」のリン役の声優や俳優・歌手として知られる玉井夕海が共演し、音楽も担当。「世界」はロッテルダム国際映画祭2023に入選。
ネット上の声
- 『満月』と『世界』の2編、各30分の短編からなるオムニバス映画。 ...
- 再現ドラマかセミドキュメンタリー?
- 世界って、かっこいいんだよ
- いい作品だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間66分
- 監督塚田万理奈
- 主演満月
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天草の地を舞台に、ある女性が出会った不思議な出来事を描くファンタジー・ドラマ。妊娠中の主人公はるは、何かに導かれるようにしてある小さな島にたどり着く。そこには老人たちと、ちいという若い女性が暮らしていた。同じ頃、作一という老人が島にやって来る。彼は、あるショックが原因で年をとることを止めてしまったちいの元夫だった……。「千と千尋の神隠し」でリンの声を担当した玉井夕海が主演・脚本・音楽の3役を務める。
ネット上の声
- つまらない!ここは「宣伝レビュー」ばかり
- ほんと☆5つ!もんしぇんのすばらしさ…
- 天草の「母性」に育まれた物語です。
- 地味で地道な、とても美しい映画
ファンタジー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督山本草介
- 主演玉井夕海
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美しい海に囲まれた熊本県の天草地方を舞台に、盗んだ車で旅に出た女性の逃避行を描いたロードムービー。ある日、女は34年間貯め続けてきた様々なものを捨て、車を盗んで旅に出た。車の中には「海から来たのか、海に向かうのか」というメッセージ。海へと向かう旅の中で、彼女は多くの出会いと別れを繰り返していく。ヒロインに扮するのは、「千と千尋の神隠し」でリンの声を担当した玉井夕海。2012年・第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で上映。
ネット上の声
- 遠山昇司監督脚本作品
- どこまでも綺麗な雰囲気の、透明感すら感じる映画でしたが、登場人物達の不安にさせる
- 街が停電みたいになるオープニングはどうやって撮ったのだろうとハッとしてしまうくら
- 大切な日に大切な人を失い、自分も見失ったように放浪する主人公 魂が抜けたような彼
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督遠山昇司
- 主演玉井夕海