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ぴあフィルムフェスティバルで受賞経験のある2人の若手監督が、それぞれ東日本大震災直後の東京を舞台に描いた短編を同時上映する「ぼくらのじしん」の1作品。東日本大震災から1カ月がたった2011年4月11日、東京で暮らす明海のもとに、かつての恋人・正雄が大阪から上京してくる。正雄は「関東は放射能で危ないので大阪に帰って結婚しよう」と息巻くが、明海は東京に居続けると主張し……。監督は、05年ぴあフィルムフェスティバルで自主制作の長編「おわりはおわり」が審査員特別賞を受賞した川原康臣。
ネット上の声
- 謎の黒い男
- 東日本大震災や放射能云々をモチーフにしてはいるが変にふざけた方向に持っていく必然
- 「好きやからじゃボケ」ってビンタしてくるような奴絶対やめとけ
- 恐怖、不安、ガーカウンターが鳴り響く
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間20分
- 監督川原康臣
- 主演神農幸
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「トロイの欲情」でぴあフィルムフェスティバル2005準グランプリを獲得した岡太地監督が、文化庁による“若手映画作家育成プロジェクト”に選出され手掛けた短編映画。文具卸会社でアルバイトをすることになった青年・護摩は、そこで働く事務の女性・西山と出会う。独特な雰囲気を持つ西山に恋心を抱く護摩だったが、行動には移せずにいた。そんな中、彼女のミスをきっかけに問屋で大乱闘が発生。西山と護摩は屋根の上へと逃げ出し……。
ネット上の声
- 惹かれていく微妙な過程
- 日本映画の新しい風
- 本人台風の目なのに周囲に無関心な赤いコート姿のヒロインがキャラ立ちしてる
- ブラック会社を舞台にした女性社員とバイト君のラブストーリー
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督岡太地
- 主演山中崇
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若手女性監督による映画製作・上映集団「桃まつり」が、「好き」をテーマに女性監督たちが撮り上げた短編作品を上映する「桃まつり presents すき」の1本。都会にあこがれて田舎の町を出た奈美が、やむを得ない事情で田舎に戻ってくる。その道中、幼い頃に川辺で出会った老人のことを思い出した奈美は、子どもの頃にはわからなかった老人の気持ちを理解し、故郷で生きていくことを決意する。監督は「桃まつり」常連の竹本直美。「壱のすき」として「フィガロの結婚」(天野千尋監督)、「the place named」(小森はるか監督)と同時上映。
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間15分
- 監督竹本直美
- 主演神農幸