全2作品。森谷文子が出演した映画ランキング

ぴあフィルムフェスティバル出身の新鋭・市原昌秀監督が、ある女の心が再生していくまでの葛藤（かっとう）を描き、釜山国際映画祭で最優秀賞を受賞するなど国内外で高く評価された人間ドラマ。田舎町のプラスチック工場で働く30代の主婦・律子は、夫との関係も冷えきり、職場と自宅を往復するだけの単調な毎日を送っていた。そんな律子の前に妊婦の千夏が現われたことから、律子が心の中に抱えていた闇が徐々に浮かびあがっていく。

売れない芸人の父と、彼を信じ続ける家族。夢と現実の狭間で揺れる、ある家族の愛と再生の物語。

舞台は現代の日本。鳴かず飛ばずのお笑い芸人、隼。コンビを解散し、ピン芸人として活動するも、仕事は全くない。妻はパートで家計を支え、息子はそんな父を静かに見守る。芸人としてのプライドと、家族を養う責任との間で苦悩する日々。ある日、隼は息子のために一世一代の決断を下す。それは、夢を諦めることなのか、それとも新たな一歩を踏み出すことなのか。不器用な男が、愛する家族のために見つけ出す本当の幸せの形。笑いと涙に包まれる、感動のヒューマンドラマ。