文化大革命前の中国で行われた反体制狩り「反右派闘争」の悲劇を描く。1956年、中国共産党の毛沢東は、党に対する批判を受け入れる「百花斉放百家争鳴」運動を推進した。これにより国民からさまざまな意見がうまれるが、毛沢東は翌年に方針を転換。党を批判した人々を反体制者として容赦なく粛清していった。60年、中国西部ゴビ砂漠の収容所に、上海からひとりの女性がやってくる。捕らえられた夫に会いたいとひたすら懇願する彼女の声が、男たちの心に変化をもたらしていく。
ネット上の声
- ドキュメンタリー作家ワン・ビンの初の劇映画
- 人はここまで人をムゴク扱える生き物なのか
- 死んだ者より生きている者のほうが大事だ!
- 苛酷さのなかで発露する人間性の欠片。
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国香港,フランス,ベルギー
- 時間109分
- 監督ワン・ビン
- 主演ルウ・イエ