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天才監督ヴェルナー・ヘルツォークが語る、狂気の俳優クラウス・キンスキーとの愛憎渦巻く15年間。
映画史に刻まれる狂気の俳優、クラウス・キンスキー。そして、彼と5本の傑作を生み出した天才監督、ヴェルナー・ヘルツォーク。これは、監督自らが語る、二人の壮絶な関係の記録。撮影現場での罵り合い、殺意さえ抱いた衝突、そして奇跡的な創造の瞬間。友情と憎悪、尊敬と軽蔑が入り混じる、常軌を逸したパートナーシップの真実。二人の天才が魂を削り合った、創造の現場への招待。
ネット上の声
- ヘルツォーク&キンスキー
- まるで夫婦のよう
- ヴェルナー・ヘルツォーク監督によるクラウス・キンスキーとの思い出を綴ったドキュメ
- 今は亡きキンスキーの怪優ぶりを回顧する内容のはずが監督でキンスキーとは何本も組ん
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国ドイツ,イギリス
- 時間95分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演クラウス・キンスキー
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ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースが、敬愛する小津安二郎監督の面影を求め、1980年代の東京を彷徨うドキュメンタリー。
映画監督ヴィム・ヴェンダースが、日本が誇る巨匠・小津安二郎の世界を探求するため、1983年の東京を訪れた。パチンコ店、ゴルフ練習場、食品サンプル工場。急速な西洋化と発展を遂げた都市の風景は、小津映画に描かれた静謐な日本の姿とは大きく異なっていた。ヴェンダースは、小津組の俳優・笠智衆や撮影監督・厚田雄春へのインタビューを通して、失われつつある日本の原風景と、小津が撮り続けた「家族」の姿を追い求める。時代と共に移り変わる東京の姿を記録した、映像による思索の旅。
ネット上の声
- 【“小津の映画は国境を越え理解される。”小津監督を敬愛するヴィム・ヴェンダースが1983年の東京の風景を切り取ったドキュメンタリー。笠智衆や厚田雄春撮影監督へのインタビューシーンは特に貴重である。】
- 1983年の東京をヴィム・ヴェンダース監督が切り取ったドキュメンタリー映画です
- ベンダース監督の嗜好と、笠智衆の証言に触れることができる、貴重な一作。
- ヴィム殿小津像をはき違えてますぞ(汗)
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間93分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演厚田雄春
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映画監督ヴェルナー・ヘルツォークが、夭折した親友の作家ブルース・チャトウィンの足跡を辿る。旅と人生を巡る魂のドキュメンタリー。
「人はなぜ旅をするのか」。稀代の作家ブルース・チャトウィンは、その答えを求め世界を放浪した。彼が亡くなる直前、監督ヴェルナー・ヘルツォークに託した一つのリュックサック。それを背負い、監督はチャトウィンが見た風景を追体験する旅に出る。パタゴニアの果てから、オーストラリアのアボリジニの聖地まで。チャトウィン縁の人々の証言と、彼が愛した雄大な自然。二人の友情を通して、人間の根源的な「移動への渇望」と人生の意味を問いかける思索の旅路。
ネット上の声
- 岩波ホール最後の上映作品。
- ヴェルナー・ヘルツォーク監督によるナレーションとブルース自身による自作の朗読も入
- アボリジニの伝説を取り上げたブルース・チャトウィンを追っているのが、意外とヘルツ
- 都市生活に浸りまくりの身としては、なんだか心が洗われて幼い頃の純粋さを取り戻すよ
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間85分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演ヴェルナー・ヘルツォーク
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統合失調症の青年が捉える、崩壊寸前の家族の日常。ドグマ95の手法で描く、生々しい現実の断片。
舞台はアメリカのとある家庭。統合失調症を患う青年ジュリアンは、常にビデオカメラを回し、自身の歪んだ視点で世界を記録し続ける。横暴な父、妊娠した妹、そして無気力な弟。家族とのコミュニケーションは断絶し、彼の奇行はエスカレートしていく。ある日、妹の妊娠をきっかけに、家族の中に潜んでいた狂気と不和が噴出。日常が少しずつ、しかし確実に崩壊へと向かう様を、ドキュメンタリーのような生々しい映像で映し出す衝撃作。
ネット上の声
- ヘルツォーク!
- 絶望的な美しさ
- モコリンノック
- 醜く切り刻まれるような編集によっても、デジタルの粗い画素の渦に弄ばれ、歪んだ残像
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督ハーモニー・コリン
- 主演ユエン・ブレムナー