フランスの夜、孤高の画家がキャンバスと対峙する。創造の苦悩と歓喜を捉えた芸術ドキュメンタリー。
静寂に包まれたフランスの夜。画家ミケル・バルセロが、たった一人アトリエで巨大なキャンバスに向かう。絵の具を塗り、削り、時には体ごとぶつかっていくその姿は、まるで闘いのよう。カメラは言葉を排し、彼の息遣い、絵筆の音、そして無から有が生まれる創造の瞬間を静かに見つめる。芸術とは何か、インスピレーションはどこから来るのか。完成へと向かう作品を通して、一人の芸術家の魂の軌跡を追体験する。観る者を創作の現場へと誘う、濃密な映像詩。
ネット上の声
- 高校生とか大学1、2年生の時に背伸びして見るタイプの映画やった
- 現在をモノクローム、追想の断片をカラーで紡ぐ
- パトリックジュアネも歳を取った…
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ギイ・ジル
- 主演パトリック・ジョアネ