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心身の痛みで創造性を失った老映画監督。過去の記憶と再会が、彼の現在を静かに揺さぶり始める自伝的ドラマ。
現代のスペイン、マドリード。かつて世界的な名声を得た映画監督サルバドール・マロ。今は心身の様々な痛みに苛まれ、引退同然の生活。そんな彼のもとに、32年前に撮った作品の再上映の知らせ。これがきっかけとなり、当時確執のあった主演俳優と再会。これを機に、彼の記憶は堰を切ったように溢れ出す。幼少期の母親との思い出、故郷の村の光景、初めての恋と痛み。過去と現在が交錯する中で、彼が見つけ出す新たな創造への道筋。
ネット上の声
- アルモドバル監督の自伝的作品としても、ある母と息子の物語としても見応えのある一作
- 色彩はとても印象的だが、「ニュー・シネマ・パラダイス」は少々言い過ぎでは…
- “人生を振り替えるお年頃”を肴にしたアルモドバルの万華鏡
- アルモドバルの最新作が観客を温かくもてなす理由
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
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ペネロペ・クルスが乳がんと闘う母親役を熱演したヒューマンドラマ。幼い息子を女手ひとつで育てる失業中の教師マグダは、乳がんと診断され右胸を切除することに。そんな折、息子を応援しにサッカー場を訪れたマグダは、交通事故で妻子を亡くした男性アルトゥーロと出会い、互いに惹かれ合っていく。アルトゥーロや息子と一緒に幸せな時間を過ごすマグダだったが、やがて乳がんが再発したことがわかり……。アルトゥーロ役に「ザ・ウォーター・ウォー」のルイス・トサル。「ANA+OTTO アナとオットー」のフリオ・メデムが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 単に身体の一部分を出しただけじゃん
- あなたのママになるために
- おとぎ話に近い
- これは違う‥
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国スペイン
- 時間112分
- 監督フリオ・メデム
- 主演ペネロペ・クルス
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1944年のスペインでフランコ独裁政権打倒のため立ち上がったゲリラ兵たちによる「レコンキスタ作戦」を描いた戦争アクション。1944年、独裁政権下のスペイン。内戦に敗れフランスに亡命した兵士たちは、祖国奪還を目指して大規模な作戦を計画していた。奇襲部隊のリーダー、アンセルモは、奪還の要となる敵陣近くの橋脚の爆破を試みるが失敗。部隊の大半と自身の聴覚を失ったうえ、部隊の一員で同郷の友人ビセンテも敵に捕らわれてしまう。退却したアンセルモは身を隠して逆襲の機会をうかがう一方、捕虜となったビセンテはアンセルモが救いにきてくれることを信じ、拷問にも屈せずアンセルモの居場所について口を割らなかった。業を煮やした敵軍はアンセルモを捜し出すため、隻眼の凄腕スナイパーのダリアを傭兵として雇う。主演はペドロ・アルモドバル監督作「ペイン・アンド・グローリー」にも出演したアシエル・エチェアンディア。
ネット上の声
- 主役より脇役の方がキャラ立ちがイイ
- 珍しく、内戦作品にしては面白くない。
- ほし みっつ
- スペイン内戦、関係無し
戦争
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間128分
- 監督アルフォンソ・コルテス=カバニジャス
- 主演アシエル・エチェアンディア