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戦火で引き裂かれた母と子。愛する我が子を遠くから見守り続けた女性の、数十年にわたる切ない愛の物語。
第一次世界大戦下のアメリカ。若き女性ジョディは、出征する飛行士と恋に落ち、彼の子供を身ごもるも、恋人は戦死。未婚の母となることを選べず、彼女は生まれたばかりの息子を他家へ養子に出すという苦渋の決断。我が子の成長を近所から静かに見守り続けるジョディ。やがて実業家として成功を収めるも、彼女の心は常に息子への想いで満たされていた。時が経ち、青年となった息子との再会。しかし、彼はジョディを実の母とは知らない。名乗れない苦悩と変わらぬ愛の物語。
ネット上の声
- オリヴィアのオスカー初受賞作品
- 踊ろう…、お母さん
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督ミッチェル・ライゼン
- 主演オリヴィア・デ・ハヴィランド
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第二次大戦直後のベルリン。堅物な米女性議員が見たのは、退廃の街と、敵国の歌姫を愛する将校の危険な秘密。
1947年、連合軍占領下のベルリン。規律を重んじる米国下院議員フィービーは、米兵の風紀を調査するためこの地に降り立つ。彼女が目の当たりにしたのは、闇市が横行し、退廃的な空気が漂う街の姿。特に、元ナチス高官の愛人だったと噂されるナイトクラブの歌姫エリカに疑惑の目を向ける。調査の協力者として紹介されたのは、皮肉屋のジョン大尉。しかし、彼こそがエリカの現在の恋人であり、彼女の過去を隠蔽しようと画策していた。フィービーの正義感と、二人の秘密が交錯する時、危険な恋の駆け引きが始まる。
ネット上の声
- 大戦で破壊されたベルリンを舞台とした三角関係、魅力的悪女と魅力乏しい善人女性がコミカルに描かれる
- 「ニノチカ」の二番煎じ、だが
- ワイルダー監督
- 隠れた名作
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演ジーン・アーサー
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未来を予知する男が、令嬢に迫る「死の運命」を告げる。これは神の警告か、悪魔の罠か。超常現象スリラー。
舞台は戦後のニューオーリンズ。ヴォードヴィルの舞台で読心術を披露するジョン・トリトンは、未来の悲劇を正確に予知する本物の能力に苦しんでいた。ある夜、彼は大富豪の令嬢ジーン・コートランドが星空の下で死ぬという鮮明なビジョンを見る。過去に予言を信じてもらえず大惨事を防げなかったトラウマから、彼はジーンを救うことを決意。しかし、彼の必死の警告は、彼女の婚約者や警察から狂人の戯言か、巧妙な殺人計画としか見なされない。刻一刻と予言の時が迫る中、彼は見えざる運命と戦う。抗えない未来の恐怖。
ネット上の声
- コールドリーディング系の見世物をしているうちに、本当に未来が見えるようになってし
- 原作の小説ってミステリ?オカルト?とにかく小難しい内容で、映画化するのにうまく咀
- インチキ透視術をやっていたら本当に透視できるようになってしまったトライトンをめぐ
- 『幻の女』『黒衣の花嫁』といったサスペンス傑作の作者、ウィリアム・アイリッシュ=
サスペンス
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ジョン・ファロー
- 主演エドワード・G・ロビンソン
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南北戦争下の無法地帯。一人の女の愛と誇りが、男たちの対立と町の掟に火をつけるウエスタン劇。
舞台は南北戦争時代、北軍と南軍の勢力が拮抗する危険なボーダー・タウン。婚約者を追ってこの町にやってきたサリー。しかし、町はやり手の女主人ケイトが仕切る無法地帯だった。サリーの婚約者は、ケイトの弟を殺した南軍のゲリラ指導者。立場も誇りも譲れない二人の女は、一人の男をめぐり、そして町の支配をかけて激しく対立。男たちの争いに巻き込まれ、サリーは町中の憎悪の的となる。やがて暴徒と化した住民たちによって、彼女に私刑の危機が迫る。
ネット上の声
- アラン・ドワン監督による、痛快【女ウエスタン】
- 前評判の高さにかなりハードルが上がっていたが、これは文句なしに面白いし、「面白い
- 南北戦争下の町を舞台に描かれる“女性たちの西部劇”!何だかエクスプロイテーション
- バッチバチに殴り合い銃まで撃ち合った女2人の間に芽生えた熱い絆、好敵手だった相手
西部劇
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督アラン・ドワン
- 主演オードリー・トッター
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レオナード・ゴールドスティン(「王者の剣」)のパノラミック・プ ロ製作の西部劇。ジョン・プレブルの原作から「太鼓の響き」のデルマー・デイヴスと「秘密警察」のレオ・タウンゼンドが脚色、「十二哩の暗礁の下に」のロバート・D・ウェッブが監督した。「炎と剣」のロバート・L・ジャックス製作になる1955年作品である。撮影は「炎と剣」のルシエン・バラード、音楽は「ヴェラクルス」のヒューゴー・フリードホーファー。「折れた槍」のロバート・ワグナー、「私刑される女」のジョン・ランド、「ディミトリアスと闘士」のデブラ・パジェット、ジェフリー・ハンター、エドアード・フランツ、ノア・ビアリーなどが出演する。
西部劇、 アクション
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督ロバート・D・ウェッブ
- 主演ロバート・ワグナー
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「折れた槍」のシナリオを書いたリチャード・マーフィが監督した喜劇タッチの戦争映画。ハーバート・カールソンの原作をマーフィが脚色し、ハーバート・マーゴリスとウィリアム・レイナーが共同で潤色した。撮影は「西部は俺に任せろ」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽をジョージ・ダニングが担当。出演は「アパートの鍵貸します」のジャック・レモン、「リオ・ブラボー」のリッキー・ネルソン、ほかにジョン・ランド、パトリシア・ドリスコル、チップス・ラファーティら。製作フレッド・コールマー。
戦争
- 製作年1960年
- 製作国イギリス
- 時間95分
- 監督リチャード・マーフィ
- 主演ジャック・レモン
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往年の連続映画の女王とうたわれたパール・ホワイトの伝記映画で、テクニカラーの1947年作品。製作はソル・C・シーゲル、監督は「愛と血の大地」のジョージ・マーシャルで、P・J・ウルフソンの原作により、ウルフスンと「ネブラスカ魂」のフランク・バトラーが脚色した。撮影は「誰が為に鐘は鳴る」のレイ・レナハン、作曲はロバート・エメット・ドーランの担当。主演は「アニーよ銃をとれ」のベティ・ハットンと「夜は千の眼を持つ」のジョン・ランドで、「ジョルスン物語」のビリー・デ・ウルフ、「ジョルスン再び歌う」のウィリアム・デマレスト、舞台女優のコンスタンス・コリアらが助演するほか、サイレント時代のスター、ウィリアム・ファーナム、ポール・パンザー、クレイトン・ヘール、チェスター・コンクリンらも出演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ジョージ・マーシャル
- 主演ベティ・ハットン
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西部劇
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督バッド・ベティカー
- 主演ジョン・ランド
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監督は「戦塵」のルイス・R・フォスター、脚本はフレデリック・ルイス・フォックスのオリジナル、撮影は「カーニバルの女」のアーネスト・ホーラー。主演は「西部の二国旗」のリンダ・ダーネル、同じくデール・ロバートソン、「白い羽根」のジョン・ランド、「ミスタア・ロバーツ」のワード・ボンド。トルーカラー、1956年作品。
西部劇
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間88分
- 監督ルイス・R・フォスター
- 主演デイル・ロバートソン
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「機関銃ケリー」のR・ライト・キャンベルの脚本を「荒野の待伏せ」のロジャー・コーマンが製作・監督した西部劇。撮影は「荒野の待伏せ」のフロイド・クロスビー。音楽はバディ・ブレッグマンが担当した。出演者はジョン・ランド、ドロシー・マローン、タッチ・コナーズ、ボッブ・キャンベル、など。
西部劇
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間78分
- 監督ロジャー・コーマン
- 主演ジョン・ランド
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西部劇
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ジョージ・シャーマン
- 主演ジョン・ランド
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太平洋戦争中の対日本戦をバックに、航空母艦サラトガに乗り組んだ1人の神父を主人公にした海戦映画。ベン・フィネーの原作をクレーン・ウィルバーがシナリオ化し、監督に当たったのはルイス・サイラー。撮影をバーネット・ガフィ、音楽をミッシャ・バカライニコフが担当している。出演するのはジョン・ランド、「太平洋虎鮫作戦」のウィリアム・ベンディックス、キーフ・ブラッセル、ルチャード・ブーン、ウィリアム・レスリー、ジョン・クラヴェンなど。製作を担当しているのはブライアン・フォイ。
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ルイス・セイラー
- 主演ジョン・ランド
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ルネサンス時代のイタリアを舞台に、シーザーのヴェニス攻略を描く歴史ドラマ。マイクル・ホーガンの原作の映画化で、脚本はホーガンとシリル・ヒュームが共同で執筆。製作はリチャード・メイボウム、監督はミッチェル・ライゼン、撮影はダニエル・L・ファッブ、音楽はレニー・ヘイトン、美術はハンス・ドライヤー、ローランド・アンダーソン、アルバート・ノザキ、編集はアルマ・マクローリーが担当。出演はポーレット・ゴダード、ジョン・ランド、マクドナルド・ケリー、アルバート・デッカー、レイモンド・バーなど。
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督ミッチェル・ライゼン
- 主演マクドナルド・ケリー
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巨額の遺産をめぐる女相続人と、愚か者を装うスタントマンとの駆け引きを描くコメディ。ジャック・デュヴァルの原作の映画化で、脚本はチャールズ・ブラケットとリチャード・L・ブリーンが共同で執筆。製作はチャールズ・ブラケット、監督はリチャード・ヘイドン、撮影はチャールズ・ラング・ジュニア、音楽はヴィクター・ヤング、編集はエヴァレット・ダグラスが担当。出演はジョン・ランド、ワンダ・ヘンドリクス、モンティ・ウーリー、バリー・フィッツジェラルドなど。
コメディ
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督リチャード・ヘイドン
- 主演ワンダ・ヘンドリックス