古城に集う貴族たち。一人の招かれざる客が、封印された過去の殺人事件を呼び覚ます。
舞台はドイツの古城、フォーゲルエート城。秋の狩猟会のために集まった貴族たちのもとへ、一人の招かれざる客が訪れる。その男は、数年前に自らの兄弟を殺害したと噂されるエートシュ伯爵。彼の不気味な存在は、城内の和やかな雰囲気を一変させ、人々の間に疑念と恐怖を植え付ける。閉ざされた城の中で、過去の亡霊に苛まれ、暴かれていく登場人物たちの秘密と嘘。果たして、過去の殺人事件の真相とは。ドイツ表現主義の巨匠F・W・ムルナウが描く、息詰まる心理描写と緊迫感に満ちたサイレント・ミステリー。
ネット上の声
- 前半、まあ、こんなものかと眺めていると、後半からの人間ドラマとミステリーの真相へ
- 夫が聖性を追い求めすぎた故に悪を願うようになった女性がいて、それが極まった瞬間に
- インドで学んで来たと言う自称預言者の「銃弾が一発…いや二発…」のおかげで一応最後
- 何と表現して良いのかわからん…ただ、ムルナウの中では苦手な方の作品、とだけ言える
ヒューマンドラマ
- 製作年1921年
- 製作国ドイツ
- 時間70分
- 監督F・W・ムルナウ
- 主演アルノルト・コルフ