巨匠フェリーニが描く、過去と現在が交錯する永遠の都ローマの万華鏡。幻想と現実が織りなす映像詩。
1930年代、ファシズム政権下のイタリア。一人の青年が列車でローマに到着する場面から始まる物語。彼の目を通して描かれるのは、猥雑で生命力に満ちた庶民の食堂、華やかなヴォードヴィル劇場、そして古代ローマの遺跡発掘現場。過去の幻影と現代の喧騒が混じり合い、聖と俗が同居する街の姿。これは単なる都市の記録ではなく、一人の芸術家の記憶と幻想が作り上げた、もう一つの「ローマ」という名の叙事詩。
ネット上の声
- フェリーニがローマという街に対してどんな思いでいるのか、それを数々のエピソードで
- 作品に込められている不純物で消化不良気味
- 作品に込められている不純物で消化不良気味
- ローマ!ローマ!ローマ!愛するローマの旅
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国イタリア
- 時間120分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演ピーター・ゴンザレス