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フランス劇壇の花形たるイヴォンヌ・プランタンがトーキー第一回出演の映画で、相手役のピエール・フレネーも同じくフランス劇壇の人気者である。脚色と監督とは新進フェルナン・リヴェで、「世界の終り」のアベル・ガンス指導の下に、アレクサンドル・デュマ・フィスの名作を映画化した。助演者の主なるものは、フランス劇界の耆宿リュニェ・ポーを始めとしてローラン・アルモンテル、リュルヴィル、「外人部隊(1933)」のアンドレ・デュボスク、ジャーヌ・マルカン、イルマ・ジェナン、アンドレ・ラファイエット、等である。撮影は「イレ・シャルマン」「外人部隊(1933)」のハリー・ストラドリングとオーブールディエの二人。音楽はレイナルド・アーンのものを使用しているが歌詞は「イレ・シャルマン」のアルベール・ウィルメッツが新たに書き下ろしたものである。
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年---年
- 製作国---
- 時間---分
- 監督フェルナン・リヴェール
- 主演イヴォンヌ・プランタン
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ジャン・ルノワールが第1次世界大戦下のドイツ捕虜収容所を舞台に様々な国籍や年齢、階級の人々が繰り広げる人間模様を描き、外国語映画として初めてアカデミー作品賞にノミネートされるなど世界的に高く評価された反戦映画の傑作。ドイツ軍に撃ち落とされ捕虜となったフランス飛行隊のマレシャル中尉とド・ボアルデュー大尉は脱走を繰り返し、脱出不可能とされる古城の将校捕虜収容所に送られる。そこで所長をつとめるのは、かつて2人を撃ち落としたドイツ貴族ラウフェンシュタイン大尉だった。同じ貴族階級のド・ボアルデューとラウフェンシュタインは親交を深めていくが、マレシャルたちの新たな脱走計画は着々と進められ……。ジャン・ギャバンが主演をつとめ、サイレント映画時代の名匠エリッヒ・フォン・シュトロハイムがラウフェンシュタイン役で圧倒的な存在感を見せた。2018年2月から、デジタル修復版が全国順次公開。
ネット上の声
- 派手さはなく、結構しみじみと感動・・・
- 確信犯としての『隠し砦の三悪人』
- やっぱりジャン・ギャバン☆3.0
- 勇気を与えてくれる一作
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演ジャン・ギャバン
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ネット上の声
- 没頭、病床にいるオノレを司祭が訪ねているシーンから最後までずっと時間が停滞してい
- マリウス、ファニーに続き、マリウスの父のセザールで三部作の終わり
- フランス・マルセイユを舞台にした戯曲を映画化した作品です
- 前作から幾年経って聖人みたいになってるパニス
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国フランス
- 時間168分
- 監督マルセル・パニョル
- 主演レイミュ
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ネット上の声
- なんかみんなフワフワした演技、大丈夫?140ぷんいける?って感じだったけど、お父
- 港町のマルセイユを舞台に、小市民の哀愁を描いた戯曲を映画化
- フランス・マルセイユを舞台にした戯曲を映画化した作品です
- ファニーが気絶したとこから
ヒューマンドラマ
- 製作年1932年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督マルク・アレグレ
- 主演ジュール・レーミュ
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「椿姫(1934)」「幻の馬車」のピエール・フレネーが主演する探偵映画で、S・A・ステーマン作の探偵小説を作者と監督のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが共同脚色したもの。クルーゾオは脚色者であった人、撮影は「にんじん」「最後の戦闘機」のアルマン・ティラール、音楽は「われ等の仲間」のモーリス・イヴェンの担当である。助演者は新進のシュジ・ドレール、「港の掠奪者」のピエール・ラルケ、「奥様は唄に首ったけ」のノエル・ロックヴェール、「珊瑚礁」のフロランシー、ジャン・ティシェ、オデット・タラザク、マクシミエンヌ、「どん底」のルネ・ジェナンらである。
サスペンス
- 製作年1943年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演ピエール・フレネー
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ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジャン・ドラノワ
- 主演ピエール・フレネー
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ネット上の声
- もはやマリウスを大阪湾に沈めることがどうでも良くなるぐらい、ここマルセイユの港町
- 一触即発の喧嘩を止める暴発シャンパンもおいしいに決まってるし、娘も母も蓋開けて様
- フィルマークスには「マリウス」しかないんだけど「ファニー」「セザール」に続く三部
- 傑作とは言い難い映画だが、話がすごくよくできていて感心した
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国フランス
- 時間121分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演ジュール・レーミュ
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貧苦と病苦の不幸な人々救済に、一生をささげて一介の僧として栄達を望まなかった聖ヴァンサン・ド・ポールの伝記映画で、映画には素人のジョルジュ・ド・ラ・グランディエールが、全フランスに呼びかけ五万人の拠金を得て製作し、大ヒットとなった一九四七年フランス・シネマ大賞受賞作品。脚本は劇作家ジャン・アヌイとジャン・ベルナール・リュックが書卸し、アヌイが台詞を執筆、記録映画出身で、現在第一線の映画監督たるモーリス・クロシュが監督に当り、クロード・ルノワールが撮影、「偽れる装い」のジャン・ジャック・グリュネンワルドが音楽を作曲した。主演は「弾痕」「大いなる幻影」のピエール・フレネー、「厳窟王」のエーメ・クラリオン及びリーズ・ドラマール、ジャン・ドビュクール、ジェルメーヌ・デルモズ、ガブリエル・ドルジア等が助演する。
ネット上の声
- 貴婦人に仕えていた有能な神父が、富と権力への耐えがたさから高待遇を断り貧困と病の
- アカデミー賞の特別賞(後の外国語映画賞)を受賞した映画ということで試しに見てみた
- 実在したヴァンサン・ド・ポール神父の伝記映画
- 【第21回アカデミー賞 特別賞】
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督モーリス・クローシュ
- 主演ピエール・フレネー
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「グレート・ワルツ」、の「人生の終」に次ぐジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品で、セルマ・ラーゲレーヴ作小説『死神の馭者』に基づいてデュヴィヴィエ自ら脚本を書き、台詞は「ドン・キホーテ(1933)」と同じくアレクサンドル・アルヌーが執筆した。出演俳優は「大いなる幻影」「椿姫(1934)」のピエール・フレネー、「舞踏会の手帖」「外人部隊(1933)」のマリー・ベル、「舞踏会の手帖」「フロウ氏の犯罪」のルイ・ジューヴェ、新人ミシュリーヌ・フランセイ、「背信」「禁男の家」のヴァランティーヌ・テシエ、「イレ・シャルマン」で子役だったジャン・メルカントン、新人アリアーヌ・ボルグ、「憧れの君よ」のアンリ・ナッシェ、「南方飛行」のアレクサンダー・リニョオ、「ゴルゴダの丘」のロベール・ル・ヴィギャン、「フロウ氏の犯罪」のミラ・パレリー、「どん底」のジェナン其の他である。音楽は「ドン・キホーテ(1933)」「ゴルゴダの丘」のジャック・イベール、撮影は「望郷(1937)」「我等の仲間」のジュール・クリュージェが、セットは「望郷(1937)」「地の果てを行く」のジャック・クロースがそれぞれ担当している。なお、同原作はヴィクトル・シェーストレムにより、1920年に「霊魂の不滅」のタイトルで映画化されている。
ネット上の声
- '22 9/28 ジャケ写掲載していただきました
- 幻の馬車の音が聞こえた人には死が迫っているという設定の使い方が見事
- ブルターニュ地方に伝わる、死神の馬車の伝説
- フランス映画コレクションの一作
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ルイ・ジューヴェ
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ホラー、 ファンタジー
- 製作年1943年
- 製作国フランス
- 時間78分
- 監督モーリス・トゥールヌール
- 主演ピエール・フレネー
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アンリ・ジョルジュ・クルーゾーがドイツ占領下で作った一作。占領軍の指令で作られたこの映画は、フランスの地方都市の腐敗を描くという初目的がゲシュタポ批判に変ってしまっているとの理由で上映を禁止された。
ネット上の声
- アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によるドキドキ・モノクロ・サスペンス
- 半世紀前に今日を予見
- 複雑になっていく関係
- カラスは誰だ?
サスペンス
- 製作年1943年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演ピエール・フレネー
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「佛蘭西座」「幻の馬車」のピエール・フレネーが主演する探偵映画で、S・A・ステーマン作の小説を、アンリ・ジョルジュ・クルーゾーが脚色し、「若き日」のジョルジュ・ラコンブが監督、「楽聖ベートーヴェン」のロベール・ルフェーヴルが撮影した。助演は「あらし(1939)」のアンドレ・リュゲ、シュジ・ドレール、「シリアに戦ひて」のジャン・シュヴリエ、ミシェール・アルファ、ジャン・ティシェらで、音楽はジャン・アルファロ作曲。
サスペンス
- 製作年1941年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ジョルジュ・ラコンブ
- 主演ピエール・フレネー
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ネット上の声
- 昆虫記で有名な
- 昆虫記で有名な、ファーブルの苦悩と喜びがきちんと描かれていますね
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督アンリ・ディアマン=ベルジェ
- 主演ピエール・フレネー
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「幻の馬車」「椿姫(1934)」「佛蘭西座」のピエール・フレネーが主演する一九四六年作品で、アレックス・ジョフェとジャン・レヴィットが書きおろし「山師ボオトラン」のマルク・ジルベール・ソーヴァジョンが台詞を書き「背信」「暁に帰る」のアンリ・ドコアンが監督に当った。撮影は「商船テナシチー」のアルマン・ティラールが指揮し音楽はアンリ・デュティユが作曲した。助演は「悪魔が夜来る」のフェルナン・ルドウ、新進女優アンドレ・クレマン、テレーズ・ドルニー、アルベール・レミ等である。
アクション
- 製作年1945年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演ピエール・フレネー
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「女ざかり」のジャン・ドレヴィルが監督したマジェスティク・フィルムの一九四六年作品で、脚本は「聖バンサン」のジャン・ベルナール・リュックのオリジナル物である。主演は「聖バンサン」「弾痕」のピエール・フレネーでワキ役の練達バルペトレ、「聖バンサン」のジャン・ドビュクール、少年俳優の新顔ロジェ・ロジェが共演する。撮影は「女ざかり」のアンドレ・トーマが指揮し、音楽は「乙女の星」のルネ・クロエレックが作曲している。
- 製作年1946年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン・ドレヴィル
- 主演ピエール・フレネー
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貧苦の中から身を起し、芸道に精進してコメディ・ランセーズ座の名女優として艶名を一世にうたわれたアドリエンヌ・ルクヴルール(イヴォンヌ・プランタン)が恋人ド・サックス侯(ピエール・フレネー)に貞節をつくし、ブイヨン公夫人の嫉妬のため毒殺される悲恋の生涯を、実説にもとづきこれを美化して描いたもので、プランタンが劇中劇で見せる演技が素晴らしい。
- 製作年1938年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督マルセル・レルビエ
- 主演イヴォンヌ・プランタン