全5作品。ジャネット・ブレアが出演した映画ランキング

ニューヨークの裏社会、しがない詐欺師が偶然手にした「10万ドルの価値がある」という奇妙な甲虫。一攫千金を巡る、命がけの争奪戦。

1930年代、大恐慌時代のニューヨーク。口八丁で日銭を稼ぐ三流詐欺師の男。彼の日常は、ある日、謎の老人から託された一匹の奇妙な甲虫によって一変する。その虫には「10万ドルの価値がある」という噂。噂を嗅ぎつけたのは、冷酷なギャングのボスや、謎の美女。誰もがその虫を狙い、男の周囲には危険な罠が張り巡らされる。男は、相棒と共に知恵と度胸を武器に、この絶体絶命の危機を切り抜けようと奮闘。果たして、この虫に隠された秘密とは何か。そして、彼は大金を手に入れ、危険な世界から抜け出すことができるのか。

許されぬ恋に身を焦がす王女と、彼女を愛してしまった青年将校。革命前夜のパリを舞台に、二人の運命が激しく交錯するロマンスドラマ。

革命の足音が迫る、20世紀初頭のパリ。ある小国の美しき王女ナディアは、政略結婚のためこの街を訪れていた。そこで彼女は、叔父である将軍の部下で、誠実な青年将校サベレットと出会い、互いに惹かれ合う。しかし、彼女には国王である婚約者がいた。王女という身分と、許されない恋との間で激しく葛藤するナディア。忍び寄る革命の影が、二人の運命をさらに翻弄していく。情熱的な一夜の果てに、彼らが選ぶ道とは。愛と義務に引き裂かれた男女の、切なくも美しい物語。

ラリー・バーンズとドン・クィンの原作をハリー・テュゲンドが脚色、「豪傑カサノヴァ」のノーマン・Ｚ・マクロードが監督したコメディ。撮影監督は「上流社会」のポール・Ｃ・ヴォーゲル、音楽は「姫君と海賊」のデイヴィッド・ローズ。主演は「八十日間世界一周」のレッド・スケルトン、喜劇女優ジャネット・ブレア、「野郎どもと女たち」のヴィヴィアン・ブレイン、「現金に体を張れ」のジェイ・Ｃ・フリッペン。

寄席・ボードビル芸人出身で1939年に映画入りした喜劇俳優レッド・スケルトンの主演映画で「恋のブラジル」「凸凹映画の巻」のＳ・シルヴァン・サイモンが製作監督した1948年作品。ローイ・ハギンスの通俗読物をフランク・タシュリンとデヴァリー・ノリーマンが協力脚色したもの。スケルトンと共に「此の虫十万弗」のジャネット・ブレアが主演し、「アラスカ珍道中」のヒラリー・ブルック、ドン・マクガイア、アデール・ジャーゲンス、ニコラス・ジョーイ等が助演する。撮影は「二人の青春」のレスター・ホワイトである。