同じ高校を卒業した5人の女性が大人へと成長し、それぞれの道を歩み始める様をあたたかく描き、国内外で高い評価を得た韓国の名作青春映画。
夢想家のテヒ、美貌の野心家ヘジュ、アウトサイダーのジヨン、陽気な双子ピリュとオンジョは、高校時代からの仲良し5人組。卒業後は別々の生活を送っているが、それぞれが将来への漠然とした不安を抱えていた。事あるごとに集まっていた5人だったが、証券会社で働くようになったヘジュと無職のジヨンは互いに反発しあうようになり、仲間の絆を守ろうとするテヒは、家庭では父の無理解に不満を募らせていた。そんな5人を結び付けているのは、ジヨンが拾ってきた1匹の子猫ティティの存在だった。
韓国の女性監督の先駆けで、後に中山美穂とキム・ジェウク出演のラブストーリー「蝶の眠り」やドキュメンタリー「猫たちのアパートメント」を手がけるチョン・ジェウン監督の長編デビュー作。テヒ役を務めたペ・ドゥナが第38回百想芸術大賞最優秀女優賞を受賞するなど高い評価を得て、その後の飛躍のきっかけともなった一作。
ネット上の声
- テヒ役はぺ・ドゥナでなければならなかった
- 出来事の羅列ばかりでドラマ無し!ヒドスギ!
- 時代の光と影、携帯のメロディーと共に
- 評価は感受性の質を反映するだろう
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国韓国
- 時間112分
- 監督チョン・ジェウン
- 主演ペ・ドゥナ