詩人・劇作家・映画監督など多彩な活動で知られた芸術家ジャン・コクトーが、マリー・ルプランス・ド・ボーモンによる名作童話を原作に、幻想的な映像美で描いた恋愛ファンタジー。
美しく心優しい娘ベルは2人の姉に虐げられながら暮らしていた。ある日、姉妹の父は森の奥へと迷い込み、不思議な古城にたどり着く。父がベルへの土産にしようと庭に咲いていた1輪のバラを摘み取ると野獣が現れ、バラを盗んだ代償として、命と引換えに娘を1人差し出すよう脅す。父を助けるため自ら城へ行くことを望んだベルは、野獣の恐ろしい姿に怯えるが、次第にその純粋さに心ひかれていく。
後に「ローマの休日」「ベルリン・天使の詩」などを手がけるアンリ・アルカンが撮影監督を務め、名作曲家ジョルジュ・オーリックが音楽を担当。
ネット上の声
- とにかく耳ぱたぱたさせたり、水を直のみしてるジャン・マレーの「野獣」ちゃんがかわゆす!
- フランス映画にとって肉体とは何か。 寺山修司をはじめとする日本のア...
- お話の世界がモノクロとフランス語によって詩になっていた
- 美女と野獣(1946) 監督.脚本 ジャン・コクトー
美女と野獣、 ファンタジー
- 製作年1946年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ジャン・コクトー
- 主演ジャン・マレー