「愛のコリーダ」以来、活動の拠点を海外におく大島監督が、スタッフ・キャスト全員を外国人で製作した問題作。共同脚本をルイス・ブニュエル作品の脚本で有名なジャン・クロード・カリエールが、撮影をゴダール作品を数多く担当したラウル・クタールが担当している。チンパンジーと愛し合ってしまった人妻とその家族の生活を、実話にもとづいて描いた作品。幸せに見える家庭にヒトと動物の中間の猿という際どい座標を設けることで、夫婦間、家族間の隔たりを浮き彫りにする。
ネット上の声
- 皮肉にも、「動物愛護」の映画に……
- 大島渚作品のレビューは、難しくて、なかなか上手く書けないので、過去に他のサイトで
- 大島先生 さようなら
- 妻の浮気を疑い浮気現場に乗り込むとなんと相手はチンパンジーだったという斬新すぎる
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督大島渚
- 主演シャーロット・ランプリング