互いの心のすき間を埋めることができずに薬物に依存して壊れていく2人の男女の姿を淡々と描いた恋愛映画。監督・脚本・台詞・製作・編集は「愛の誕生」のフィリップ・ガレル。脚本はガレルが執筆したものを「エドワールとキャロリーヌ」のアネット・ワドマンが手直ししたもの。撮影は「自由、夜」のパスカル・ラペルザ。音楽は「ギターはもう聞こえない」のフランソワ・“ファトン”・カーンとディディエ・ロックウッド。録音はアラン・ヴィルヴァル。主演は「ランデヴー」のアンヌ・ヴィアゼムスキーとロベール・ブレッソン監督『Lediable probablement(たぶん悪魔が) 』のアンリ・ド・モブラン。共演は「二人の女」のセシル・ル・バイイ、歌手のエリ・メデロスほか。ガレル自身も精神病患者役で出演している。82年ジャン・ヴィゴ賞受賞。
ネット上の声
- 映画の概念を真っ白にして鑑賞しよう!
- ガレル監督が、同年に離婚した元ヴェルベット・アンダーグラウンドのニコとの思い出を
- ガレルがニコとの思い出を消すまいとしてる意地、執念みたいなものが感じとれていい
- 人と人がいっしょにいるのにこんなにも冷えきっていることが伝わってくる
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演アンヌ・ヴィアゼムスキー