俳優として「GANTZ」シリーズなどにも出演し、自主製作で長編第1作「ハードボイルド・フィクション」を手がけた神威杏次が、同作に続いて監督・脚本・製作・撮影・編集などほぼすべてを一手に担って製作した長編監督第2作。ある人里離れた町に記憶喪失の殺し屋・諸星が迷い込む。諸星は、声をかけてきた美しい人妻のサトミに連れられ、町のリーダーの安藤が仕切る悪党派遣組織「ワルモノプロダクション」の事務所を訪れる。諸星の持ち物から、彼がプロダクションに登録済みの殺し屋であることがわかった安藤は、諸星を迎え入れ仲間に紹介するが……。西部劇のようなロケ地を舞台にしたライトなノリの無国籍ホードボイルドの「side A」と、邦画風のハードボイルドな物語が展開する「side B」という2つのエピソードで構成される。
ネット上の声
- 「作家性は技術に勝る」って言葉がピッタリ。独特の空気感とセリフ回しが最高だった。こういう映画がもっと増えてほしい。
- ちょっとビターな大人の物語。観終わった後、色々考えさせられた。
- 雰囲気は良いんだけど、話が難解すぎた…。結局FPIって何だったの?置いてけぼり感があったかも。
- これは傑作。
アクション
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督神威杏次
- 主演工藤俊作