橋の上で出会った、死にたい娘とナイフ投げの男。運命共同体となった二人の、スリリングで美しいモノクロームの愛の旅路。
舞台はパリ、セーヌ川にかかる橋の上。人生に絶望し、川に身を投げようとしていた娘アデル。そんな彼女に声をかけたのは、ナイフ投げの曲芸師ガボールだった。「運試しの的になれ」という奇妙な誘い。死ぬことしか考えられなかったアデルは、彼のパートナーとなり、ヨーロッパを巡る旅に出る。ナイフが飛び交う極限の緊張感の中、二人の間には不思議な絆と幸運が芽生え始める。しかし、その危うい関係は、やがて訪れる新たな出会いによって揺らぎ始める。モノクロームの映像美で綴る、運命的な愛の寓話。
ネット上の声
- 格好つけたフェリーニの『道』みたいな趣向の、大道芸人二人による美しいロード・ムー
- 今まで観たパトリス・ルコント作品の中で一番好き
- ルコント監督。ヴァネッサ・パラディ主演。
- 個人的に、ルコント作品の中でこれ一番好き
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督パトリス・ルコント
- 主演ヴァネッサ・パラディ