「心の旅路」「ボストン物語」のロナルド・コールマンが主演する映画で、ルース・ゴードンとガーソン・カニンの夫婦チームが共作したオリジナル脚本から「フィラデルフィア物語」「ガス燈」のジョージ・キューカーが監督した1948年作品である。コールマンの相手はスウェーデン生まれのシグネ・ハッソが勧めるが、彼女は1937年映画に入り欧州で15本の映画に出演し、ハリウッドではこれが12本目の映画である。彼女と共に「ノートルダムのせむし男(1939)」のエドモンド・オブライエンを始め、新人シェリー・ウィンタース、「我等の生涯の最良の年」のレイ・コリンズ、フィリップ・ローブ、ミラード・ミッチェル等が出演している。撮影は「ミネソタの娘」「暗い鏡」のミルトン・クラスナーが指揮し、音楽は「失われた週末」「赤い家」のミクロス・ローザが作曲した。
ネット上の声
- コールマン渾身の一作
- 一般人には分からない、役に入り込むというか乗っ取られる感覚を音の表現などで体感で
- 舞台の名優が、役に没頭しすぎて、自身の演じるシェイクスピアのオセロ同様嫉妬に狂い
- 舞台俳優がシェークスピア劇『オセロー』の役柄にのめり込むあまり、現実と演技の区別
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演ロナルド・コールマン