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ナチスドイツ、脱走した7人の男たち。処刑台の「第七の十字架」から逃れる、一人の男の孤独な逃亡劇。
1936年、ナチス政権下のドイツ。強制収容所から7人の男が脱走。激怒した所長は、7本の十字架を立て、一人ずつ捕らえて処刑することを宣言。仲間が次々と捕まる中、最後の脱走者となったゲオルグ。彼はかつての恋人や見知らぬ人々の善意を頼りに、執拗なゲシュタポの追跡をかわし続ける。人間不信に陥っていた彼の心に、人々の勇気が希望の灯をともす。果たして彼は、自由を掴むことができるのか。
ネット上の声
- スペンサー・トレーシーは悪役面で主役合わなさそうと思ったが、拷問で感情を失ってる
- 6人目の脱走者が人間の醜さに耐えられない、ならば死んだほうがマシだと自ら捕まりに
- そうあってほしいなと思わせる人間ドラマ
- 「時代の先端を走った完璧主義者
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演スペンサー・トレイシー
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19世紀パリ、犯罪の天才が警察の長へ。悪を知り尽くした男が正義を執行する、実在の怪人を描くクライム・ロマンス。
19世紀初頭のパリ。神出鬼没の犯罪者としてその名を轟かせる男、ウジェーヌ・フランソワ・ヴィドック。彼は裏社会での生き方に終止符を打ち、自らの犯罪知識を武器に警察に協力を申し出る。パリ初の秘密警察組織を設立し、元犯罪者ならではの大胆な捜査で次々と難事件を解決。だが、彼の成功を妬む者や、裏切られたかつての仲間たちがヴィドックの前に立ちはだかる。光と影が交錯する都パリで、悪を知り尽くした男が繰り広げる、正義と裏切りのスリリングな物語。
ネット上の声
- 意外にも時代物、ナポレオン時代に盗賊から上流階級にまで上り詰めた実在の人物ヴィド
- 話が巧み過ぎて説明を省くが要するにヤンキー母校に帰るのおしゃれカサノバ版の様な感
- 映画は道徳の教科書ではないのだけど、ここまで仁義に反するデタラメなお話だと唖然と
- ケイパーものやるのかなーと思ってボーっと観てたらわけわからない方向に全てが進んで
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ダグラス・サーク
- 主演ジョージ・サンダース
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ルイ・ド・ロシュモンの製作による、いわゆるセミ・ドキュメンタリーの第1弾として1945年に発表された作品。チャールズ・G・ブースの原作より、ブース及び「戦慄の調べ」のバリー・リンドン「マドレーヌ街13番」のジョン・モンクス・ジュニアと協力した脚本を、「出獄」のヘンリー・ハサウェイが監督した。撮影はノーバート・ブロディン、音楽はデイヴィッド・バトロフが担当している。「聖処女」のウィリアム・アイス、「山荘物語」のロイド・ノーラン、「モナリザの微笑」のシグネ・ハッソを中心に、ジーン・ロックハート、レオ・G・キャロルらが共演し、ワシントン、ニューヨークの実景をめぐって実在のFBI官憲が多数出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間88分
- 監督ヘンリー・ハサウェイ
- 主演ウィリアム・エイス
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「心の旅路」「ボストン物語」のロナルド・コールマンが主演する映画で、ルース・ゴードンとガーソン・カニンの夫婦チームが共作したオリジナル脚本から「フィラデルフィア物語」「ガス燈」のジョージ・キューカーが監督した1948年作品である。コールマンの相手はスウェーデン生まれのシグネ・ハッソが勧めるが、彼女は1937年映画に入り欧州で15本の映画に出演し、ハリウッドではこれが12本目の映画である。彼女と共に「ノートルダムのせむし男(1939)」のエドモンド・オブライエンを始め、新人シェリー・ウィンタース、「我等の生涯の最良の年」のレイ・コリンズ、フィリップ・ローブ、ミラード・ミッチェル等が出演している。撮影は「ミネソタの娘」「暗い鏡」のミルトン・クラスナーが指揮し、音楽は「失われた週末」「赤い家」のミクロス・ローザが作曲した。
ネット上の声
- コールマン渾身の一作
- 舞台の名優が、役に没頭しすぎて、自身の演じるシェイクスピアのオセロ同様嫉妬に狂い
- 舞台俳優がシェークスピア劇『オセロー』の役柄にのめり込むあまり、現実と演技の区別
- きれいなネーチャンのエロい映画としてなら楽しめる
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演ロナルド・コールマン