20世紀初頭のメキシコ。キリストの教えを純粋に実践する神父が、偽善的な社会と矛盾に満ちた現実に打ちのめされる魂の彷徨。
20世紀初頭、独裁政権下のメキシコ。貧民窟でキリストの教えを忠実に実践しようとする、心優しき神父ナサリン。しかし、彼の善意は裏目に出るばかり。助けた娼婦が騒動を起こし、彼もまた追われる身に。巡礼の旅に出るも、彼の純粋な信仰心は偽善に満ちた社会に踏みにじられ、行く先々で誤解と迫害を受ける。果たして、この不条理な世界で彼の信仰は救われるのか。巨匠ルイス・ブニュエルが描く、信仰と現実の残酷な衝突。
ネット上の声
- ブニュエル、メキシコ時代後期の信仰劇
- 最後のセリフ
- 神と人の間
- タルコフスキー監督がオールタイムベスト10の1本として挙げている作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国メキシコ
- 時間94分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フランシスコ・ラバル