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終末論がささやかれる一方、惰性的な平和がつづいている現代、その中に持ちこまれた地震さわぎを通して、庶民のさまざまな人間模様を描く“生存欲望喜劇”。脚本は南部英夫、吉田剛、監督は脚本も執筆している「虹をわたって」の前田陽一、撮影は「恋は放課後」の竹村博がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 特に冴えたギャグもないけどテーマ的にナイスブラックユーモアにならざるを得ない感じ
- フランキー堺率いる下町のお調子者連中が運動会みたいな防災訓練する様子とか前田陽一
- 【詳細は、『スチャラカ社員』欄で】如何にも、戦後30年前後の鬱屈が溜まり背負って
- 海抜0メートル地帯の江東区下町で占い師が大地震予言してテンヤワンヤ
コメディ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督前田陽一
- 主演フランキー堺
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“旅行シリーズ”第十作目。原作・脚本は「開運旅行」の舟橋和郎、監督は「喜劇 新婚大混線」の瀬川昌治、撮影も同作の丸山恵司がそれぞれ担当。
ネット上の声
- フランキーとのり平(笑)
- 8月は心霊③
- 前に観た「喜劇 命のお値段」が面白かったので、その繋がりでフランキー堺が出ている
- 三木のり平と森田健作を障子と窓を介してフレームイン・アウトを巧みに組み立てる会話
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督瀬川昌治
- 主演フランキー堺
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労働旬報社の原作「東京争議団物語」を、「にっぽん泥棒物語」の武田敦と、PR映画畑の小島義史、それに監督新人協会砧支部が協力してシナリオ化し、「座頭市牢破り」の山本薩夫が総監督となり、武田敦が監督した実話。撮影は劇映画初の義江道夫と、「証人の椅子」の上村竜一。この映画の製作費は資金カンパにより労働組合、民主団体、個人で構成されたドレイ工場製作上映委員会によって作られた。
ネット上の声
- 暴力団も警察も資本家の手駒
- 北林谷栄、新鮮
- ブラック鉄工場の社員たちが、同僚の死をきっかけに組合をつくるという真面目な話
- 労使闘争における連帯ストのモデルケースとなった――日本ロール闘争(1963-)が
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演前田吟
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四十一年に大阪・西淀川にある被服工場で実際に起こった労働争議を素材に今崎暁巳が脚本を執筆した。監督は「母のない子と子のない母と」など民芸映画社の作品を多数手がけた若杉光夫。撮影は井上莞がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 第27回労働映画観賞会 連合会館2階会議室にて
- 全員解雇かよ!!
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督若杉光夫
- 主演小林千鶴
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日本古来の泥棒術、雲霞流の本流を汲む泥棒の物語。脚本は柳下長太郎と監督の渡辺祐介。撮影は「誰かさんと誰かさんが全員集合!!」の荒野諒一がそれぞれ担当。
コメディ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渡辺祐介
- 主演フランキー堺