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「ぜんぶ、ボクのせい」「Noise ノイズ」の松本優作監督が、大切な人の死を受け入れようとする女性の旅をつづった短編映画。2018年に登山家・栗城史多の最後のエベレスト挑戦に同行した松本監督が、その登山で命を落とした栗城さんを追悼するために制作し、全編ネパールで撮影を行った。
東京で暮らす吉田那月のもとに、エベレストの風景が描かれた差出人不明の絵葉書が届く。2年前にエベレストで行方不明になった登山家の兄が出した葉書ではないかと考えた那月は、ネパールへと向かう。那月は兄と10年間会っておらず、兄はどんな人だったのか、そしてなぜ山へ向かったのか、自分が何も知らないことに気づく。
主人公・那月を「2つ目の窓」「リング・ワンダリング」の阿部純子、兄を「あずみ」の小橋賢児が演じる。
ネット上の声
- 栗城くんの話なんだ。ご冥福をお祈りいたします。 でも、だからといっ...
- わたくしはそれなりにクライミングの実践と知識があり(アキレス腱断裂によりほぼ引退
- ショートフィルムを映画館で
- 美しいネパールの街並み、エベレストの風景は堪能できたが、あまり作品に込められた意
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本,ネパール
- 時間29分
- 監督松本優作
- 主演阿部純子
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ルームシェア生活を送る2人の女性が、妊娠、シングルマザーという人生の選択を経て、現実と向き合いながら生きていく10カ月を描いたヒューマンドラマ。「ダンスウィズミー」「犬鳴村」の三吉彩花と「ソローキンの見た桜」「海を駆ける」の阿部純子が主人公の2人の女性を演じる。中目黒の桜が並ぶ川沿いのマンションの1室で暮らす小春と彩乃。ライフスタイルの似ている27歳の2人は、仕事に遊びに充実したルームシェア生活を送っていた。しかし、彩乃からの突然の妊娠の告白から、2人の生活に変化が訪れる。そして彩乃は父親のわからない子どもを産む決意をする。小春役を三吉、彩乃役を阿部がそれぞれ演じる。監督・脚本は、同作が初⻑編作品となるファッションイベント演出家、映像作家の津田肇。
ネット上の声
- 色彩、ファッションなどの映像・デザイン的な美しさと共に、主演の2人をリアルに描きだした監督の手腕が光る作品。
- 出だしの二人のやり取りを聞いて、これは好みの作品ではないかなと思っ...
- 映像が綺麗だ‼️❓阿部純子が綺麗だ‼️
- シスターフッド系の話ってなにかで読んで観てみたら、なんかそれだけじゃなくて、自分
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督津田肇
- 主演三吉彩花
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第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝いたラジオドラマ「松山ロシア人捕虜収容所外伝 ソローキンの見た桜」を実写映画化。2018年、駆け出しのテレビディレクター桜子はロシア兵墓地の取材のためロシアに行くことになっていたが、その仕事に興味を持てずにいた。日露戦争時の愛媛県松山市、ロシア兵捕虜収容所。傷ついたロシア兵捕虜の看護にあたっていたゆいは戦争で兄を亡くしたため、心の奥底ではロシア兵を許すことができなかった。そんな思いを知ったロシア軍少尉ソローキンは、いつかその悲しみを取り除いてあげたいと心から願っていた。やがて2人は敵国同士という立場でありながら、次第に惹かれあっていく。「孤狼の血」の阿部純子が日露戦争時のゆい、現代の桜子というヒロイン2役を、捕虜収容所長役をイッセー尾形、実在の人物・ボイスマン大佐役をアレクサンドル・ドモガロフが演じ、山本陽子や斎藤工らが脇を固める。
ネット上の声
- 大道ラブストーリーの裏に描かれる人道主義
- 阿部純子の美しさ以外はすべて不快だった
- 一途な純愛が激しく美しくて素敵なお話
- 悲恋なだけではない、終盤愛に溢れる!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上雅貴
- 主演阿部純子
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東京の下町を舞台に、人間の生や死に実感のない若者が不思議な女性との出会いを通して命の重みを知る姿を、切なくも幻想的に描いた物語。漫画家を目指す青年・草介は絶滅したニホンオオカミを題材に漫画を制作しているが、肝心のオオカミをうまく形にできずにいた。そんなある日、彼はバイト先の工事現場で、逃げ出した犬を探す女性ミドリと出会う。草介は転倒して怪我を負ったミドリを彼女の家族が営む写真館まで送り届けるが、そこはいつも目にする東京の風景とは違っていた。草介はミドリやその家族との出会いを通し、この土地で過去に起きたことを知る。「花と雨」の笠松将が主演、「孤狼の血」の阿部純子がヒロインを務め、安田顕、長谷川初範、片岡礼子が脇を固める。監督は「アルビノの木」で国内外から注目を集めた金子雅和。
ネット上の声
- ニホンオオカミと大戦の記憶そして現在をナチュラルにリンクさせる手腕に唸った
- 漫画家を目指しながら工事現場でアルバイトをする青年の不思議な体験。...
- 土地の記憶をめぐる日本的な奇譚
- 観客も三つの次元を一緒に彷徨う
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督金子雅和
- 主演笠松将
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「殯の森」の河瀬直美監督が、太古から神と人間が共存してきた地・奄美大島の壮大な自然を背景に、16歳の少年少女の恋と成長を通して人間の愛や無常を描いたヒューマンドラマ。奄美大島で暮らす界人は、八月踊りの満月の晩、海に男性の遺体が浮かんでいるのを発見し、そんな界人を同級生の杏子が見ていた。杏子の母イサは島民たちからユタ神様として慕われているが、医師からは余命宣告を受けていた。神様と言われながらも死から逃れられない母の存在に矛盾を感じた杏子は、行き場のない感情を界人にぶつけてしまう。一方、界人は恋人のいる母・岬の女としての一面に複雑な思いを抱えており、その思いを胸に幼い頃に別れた東京で暮らす父のもとを訪れる。そして界人が東京から戻ると、母が失踪していた。歌手のUAと俳優・村上淳の息子である村上虹郎がオーディションを経て界人役に抜てきされ、俳優デビュー。杏子役は「リアル鬼ごっこ2」の吉永淳。虹郎の父・村上淳も出演している。
ネット上の声
- 観る者に解釈をゆだねる寛大さがほしい
- ゲージュツしてます的なスタンスが嫌い
- 安直で薄っぺらい 〜追記アリ〜
- 自画自賛がみっともない
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督河瀬直美
- 主演村上虹郎
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井上真央が主演を務め、互いの気持ちのすれ違いに葛藤する娘と母の複雑な感情をつづった人間ドラマ。
3人姉弟の長女で現在は夫と2人で暮らしている夕子は、母の寛子と一時的に同居することに。寛子は明るく社交的な性格だったが、夕子はそんな母にずっと苦手意識を抱えていた。不安の中で同居生活を始めた夕子は、昔と変わらない母の言動にストレスを募らせていく。そしてある日、母娘の関係を揺るがす出来事が起こる。
悪気なく娘を追い込んでしまう母・寛子を「サッド ヴァケイション」の石田えり、夕子の姉・晶子を「孤狼の血」の阿部純子、弟・勝を「リング・ワンダリング」の笠松将が演じる。監督・脚本は、長編デビュー作「人の望みの喜びよ」が第64回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを受賞した杉田真一。
ネット上の声
- 繊細な表現は素晴らしいが、テンポが遅く短調なので少々退屈に感じる
- 映画好きがいくら高く評価しようとも星二つ
- 期待して観ましたが、
- 静かなる確執
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督杉田真一
- 主演井上真央
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吉本興業が主催する2011年・第3回沖縄国際映画祭の企画「地域発信型プロジェクト」で製作された6本の短編作品を、「東」と「西」の3本ずつに分けて劇場公開する「沖縄国際映画祭 地域発信型映画」の「東」の1本。静岡県・三ヶ日町に暮らす歌が大好きな女子高生の咲子は、退屈な田舎町を早く抜け出したいと願っていた。現実にいらだち、感情の赴くままにトンネルを抜けたその先へと向かって走り出した咲子が出会ったものとは……。
ネット上の声
- 静岡県三日月町が舞台とした短編作品
- トンネルって素敵な画を作りやすい
- 鈴木卓爾さんが良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間32分
- 監督池田千尋
- 主演吉永淳
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妻に先立たれて15年になる50歳の淳一は、自分がガンではないかという疑いを抱く。2人の子どもたちには弱音を吐けない淳一は、中学時代からの親友・真田に胸の内を明かす。さえない中年の男やもめが、見栄を張りながらもダンディズムを貫き、一生懸命に生きる姿を描く。日本映画界の名脇役・光石研が、デビュー作「博多っ子純情」(1978)以来約32年ぶりに主演を果たした。共演に田口トモロヲ、監督は「川の底からこんにちは」で注目を集めた石井裕也。
ネット上の声
- 生きづらい、この世の中。地味にやろうぜ!
- 結構“いばら道の叩き上げ”ですよ、監督!
- タイトルとは裏腹、ダンディな映画じゃない
- 光石研と田口トモロヲの幼なじみのふれあい
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督石井裕也
- 主演光石研
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第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞した「淵に立つ」の深田晃司監督が、ディーン・フジオカを主演にインドネシア、スマトラ島のバンダ・アチェでオールロケを敢行したオリジナル脚本によるファンタジー作品。インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すその男は、海で発見されたことからインドネシア語で「海」を意味する「ラウ」と名づけられた。NPO法人で災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシ、親戚のサチコは、記憶喪失ではないかと診断されたラウをしばらく預かり、身元捜しを手伝うこととなる。ラウはいつもただ静かにほほ笑んでいるだけだったが、そんなラウの周辺ではさまざまな不可思議な現象が起こりはじめていた。フジオカが謎の男・ラウを演じ、貴子役を鶴田真由、タカシ役を太賀、サチコ役を阿部純子がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 深田監督的ネタは詰まっているが、、
- 過去との共存の末に辿り着く復興
- スッキリしないことだらけ
- 時間を無駄にした感じ
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本,フランス,インドネシア
- 時間107分
- 監督深田晃司
- 主演ディーン・フジオカ
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大阪のナイトクラブを舞台に、自由を求めるデンマーク人女性のミステリアスで数奇な旅路を描いたドラマ。
24歳のデンマーク人女性イネスは、自分に自信が持てず、漠然と日々をやり過ごしていた。ある時、恋人ルーカスの出張に同行してノルウェーを訪れたイネスは、日本とフランスにルーツを持つマリアという名の女性と知り合う。2人は容姿が似ていたが、マリアはどこか謎めいていて、イネスにはない自信に満ち溢れていた。しかし、ほどなくしてマリアは不慮の事故で他界してしまう。別の誰かになって別の人生を送りたいという変身願望を抱いていたイネスは、マリアの航空券とパスポートを携え、大阪へと向かう。そしてマリアの勤務先だったナイトクラブ「MISS OSAKA」に雇われ、刺激的な人生を歩みだすが……。
デンマーク、ノルウェー、日本の3カ国による合作映画で、デンマークの俊英ダニエル・デンシック監督が、かつて来日した際に訪れた大阪の街に魅了されたことから構想し、大阪・ミナミの老舗グランドキャバレー「ミス大阪」で撮影を敢行。ベルリン国際映画祭でシューティングスター賞を受賞するなど将来を期待されるデンマークの俳優ビクトリア・カルメン・ゾンネが主演を務め、森山未來、阿部純子、南果歩ら日本人キャストが出演。
ネット上の声
- EUフィルムデーズ2023 アイデンティティと自己を求めて、という...
- 日本はすべてが叶う、可能性の国よ。
- 似てるか?
- 楽しめました
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国デンマーク,ノルウェー,日本
- 時間90分
- 監督ダニエル・デンシック
- 主演ヴィクトリア・カルメン・ソンネ
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2年前に父親を亡くし、父親の中古自動車販売会社を継いだ真野良介。ある日、家を出た母親の代わりに小さな妹の面倒を見ながら仕事をする良介の前に、ひとりの女が現れる。名前も素性も分からない彼女に振り回されるうちに、良介は彼女に心を開くようになる。
ネット上の声
- 阿部純子さん案件で観たら
- わっっっかんねぇ〜〜となりました、焼きそばと牛乳の食べ合わせもどう解釈したらこん
- 自転車を池に落とされて掬い上げようとしたら阿部純子が全身ずぶ濡れになってしまうシ
- 劈頭の、自転車を漕ぎながら手を離し、目を閉じる瀬戸康史の正面ショットと、その直後
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督塩田明彦
- 主演瀬戸康史
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」の2019年度に製作された短編3作品のうちの1作。28歳の地味なOL・鈴木恵は、「婚期を逃した孤独な女性」と陰口を叩かれている先輩・小山聡子のようにはなりたくないと、結婚相談所に入会する。次から次へと婚活男性に会ってみる恵だったが、これまで自分自身としっかり向き合ってこなかったこともあり、相手を見つけられないまま疲れ果てていく。そんなある日、街で偶然会った聡子の自宅へ招かれた恵は、彼女の意外な一面を知る。主演は「2つ目の窓」の阿部純子。監督は、2018年の初長編「wasted eggs」がタリン・ブラックナイツ映画祭に正式招待、イタリアのレッジョ・エミリアアジア映画祭でも上映された川崎僚。
ネット上の声
- お局への陰口っぽな題
- 理想と印象と現実と
- 独身でいつも他人の代理出勤ばかりしてる職場の先輩みたいになりたくないと思っている
- 「あなたみたいに、なりたくない」は両方のセリフやったという衝撃
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督川崎僚
- 主演阿部純子
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山田悠介のベストセラー小説を映画化した「リアル鬼ごっこ」の続編。前作に引き続き、監督とオリジナル脚本を柴田一成、主演を石田卓也が務める。佐藤という名字の人々が鬼に捕まると死刑になってしまう殺人ゲーム「リアル鬼ごっこ」を勝ち抜いた佐藤翼。それから半年後、翼は妹の愛や幼なじみの洋らと、謎の独裁者に対抗するレジスタンスとなっていた。そんなある日、再び彼らは何者かが仕掛けた新たな殺人ゲームに強制的に参加させられてしまう……。
ネット上の声
- 1を見てなくてもOK! 良作アクション☆
- 相変わらず評価が低いが私は大満足でしたよ
- 「太陽にほえろ」も真っ青の疾走ムービー
- なんと説得力のある映画なんだろう
アクション
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督柴田一成
- 主演石田卓也