家も、学校も、書物も、すべてを捨てろ。寺山修司が仕掛ける、常識を破壊する挑発的アングラ傑作。
舞台は1970年代、東京の片隅。引きこもりの「私」と、万引きを繰り返す妹、戦争の記憶に囚われた祖母、そしてウサギを可愛がる父。崩壊した家族の日常が、演劇的な演出とドキュメンタリー映像を交えて描かれる。これは映画か、演劇か、それとも現実か。既存の価値観を揺さぶり、観る者に「お前は誰だ?」と問いかける。寺山ワールド全開の、唯一無二の映像体験。
ネット上の声
- 年を食うと、こういう映画が面倒くさくなる
- 映画は暗闇の中でしか生きられない
- 画面がずっとかっこいいなぁ
- だからなんだよってなモノ
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間138分
- 監督寺山修司
- 主演佐々木英明