寺山修司が監督・脚本を手がけ、自身の同名歌集を映画化した自伝的作品。青森県・恐山のふもとの村。少年時代の“私”は父を亡くし、古い家屋で母と2人で暮らしていた。少年の唯一の楽しみは、イタコに父の霊を呼び出してもらい会話することだ。隣家に嫁いできた美しい女性や村にやって来たサーカス団が、少年を家出の誘惑へと駆り立てる。やがて上京した“私”は中年となり、1本の映画を撮る。そんな“私”の前に、少年時代の自分が現れ……。「十三人の刺客」などの菅貫太郎が主演を務め、隣家の妻を八千草薫が演じた。
ネット上の声
- 今の時代にこんな映画を撮れる人いますかね
- 頭モヤモヤする人の心をズバッと打ちます
- 不思議で幻想的だが破綻はしていない
- 寺山修司の青森、万人向きではない
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督寺山修司
- 主演菅貫太郎