全4作品。なだぎ武が出演した映画ランキング

過去を捨て、別人として生きる男。彼を追う巨大組織の影。息を潜める日々の果てに待つのは、絶望か、それとも。

とある地方都市。男は名前と過去を捨て、工場で働きながら静かに暮らしていた。彼はかつて、巨大な犯罪組織に属していたが、ある事件をきっかけに組織を裏切り、逃亡した過去を持つ。平穏な日々は長くは続かない。偶然にも彼の存在が組織に知られ、冷酷な追手が次々と送り込まれる。頼れる者は誰もいない。彼は生き残るため、かつて培った非情なスキルを再び呼び覚ます。果たして男は、逃げ切れない過去を断ち切り、安息の地を見つけることができるのか。孤独な戦いを描く、緊迫のサスペンス。

家に泥棒が入った。犯人はすぐに捕まった。些細な事件のはずが、平凡な男の日常を狂気の渦へと引きずり込む。

地方都市のスーパーで店長として働く、気弱で平凡な男、木梨。ある夜、彼の家に泥棒が入るが、犯人はすぐに捕まり事件は解決したかに見えた。しかし、その犯人が店の警備員・安堂だったことから、木梨の日常は静かに崩壊を始める。安堂からの不気味な接近、恋人との関係の亀裂、そして次々と起こる不可解な出来事。見えない何かに追い詰められていく恐怖。逃げ場を失った男が、自らを守るために下す最後の選択とは。予測不能のノンストップ・スリラー。

1970年、瀬戸内の港町、イケてない中学生・亀岡ひろし（喜安浩平）は小学生3人と“田ノ浦少年探検団”を結成し、だらだらとした日々を過ごしていた。そんなある日、彼らは遊園地で働く孤独な青年・蜂屋浩一（なだぎ武）と出会い、デメキングの存在を知る。その謎の正体を探るべく、田ノ浦少年探検団の冒険が始まるが……。

吉本興業が主催する2011年・第3回沖縄国際映画祭の企画「地域発信型プロジェクト」で製作された6本の短編作品を、「東」と「西」の3本ずつに分けて劇場公開する「沖縄国際映画祭　地域発信型映画」の「西」の1本。写真に写るある場所を探していた中国人留学生のシューロンと、撮影予定だったモデルがドタキャンして代役を探す日本人女性の小春が偶然出会う。小春はシューロンをモデルになんとか撮影を終え、大阪の町にあるというシューロンの思い出の場所を一緒に探すが……。