イタリアの社会派ピエトロ・ジェルミ監督の代表作。鉄道員として働く初老の父親アンドレアとその家族の姿を、幼い末っ子サンドロの視点から描くホームドラマ。第2次世界大戦後のイタリア。ある日、アンドレアが運転する列車に若者が投身自殺を図る。しかもそれが原因で衝突事故を起こしかけ、左遷されてしまう。一方、家庭では長女ジュリアが流産、続けて長男マルチェロが家出をする。アンドレアは酒に溺れるようになり……。製作はフェリーニの「道」を手掛けたカルロ・ポンティ。
ネット上の声
- いつの世も普遍のテーマと、変わらぬ名作。
- 当時のイタリアは日本よりずっと豊かだった
- 《午前十時》平成にも通じる家庭崩壊物語
- この映画をレビューするにあたって…
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国イタリア
- 時間115分
- 監督ピエトロ・ジェルミ
- 主演ピエトロ・ジェルミ