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離婚を決めた日本人夫婦、最後のパリ旅行。終わりゆく愛の形を、即興演出でリアルに切り取った痛切なラブストーリー。
舞台はフランス・パリ。ここで暮らす日本人夫婦のケンとマリーは、離婚を決意する。二人は関係に終止符を打つため、最後の思い出として共に旅に出ることを決める。しかし、その旅は穏やかな別れの儀式にはならなかった。旅先で交わされる何気ない会話、ふとした瞬間に蘇る過去の記憶が、互いの心の奥底にしまい込んでいた感情を剥き出しにしていく。なぜ愛は終わりを迎えるのか。ドキュメンタリーのような生々しい映像で、壊れゆく男女関係の真実を痛々しいほどに映し出す、忘れられない愛の物語。
ネット上の声
- 諏訪監督のは先日みた『ユキとニナ』のときも思ったんですけど、もやがかかったみたい
- 帰れない二人に続いて不完全なふたり
- 男と女が別れるときって、、、。
- 映画を観るのなら フランス映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス,日本
- 時間108分
- 監督諏訪敦彦
- 主演ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
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母を亡くした青年の前に現れた、謎めいた書店員の少女。彼女への一方的な恋心を描く、繊細で瑞々しいフランスの青春物語。
夏のフランスの田舎町。母を亡くしたばかりの青年ジュリアンは、無気力な日々を送っていた。そんなある日、彼は町の書店で働く少女オルガを見かけ、一目で心を奪われる。彼女の美しい横顔、謎めいた雰囲気に惹かれ、ジュリアンは毎日書店へ通い、ただ彼女を見つめる。言葉を交わすこともなく、ただ募っていく恋心。彼の行動は、父や妹との関係にも微妙な変化をもたらしていく。この静かで一方的な想いは、彼の心の喪失感を埋めることができるのか。少年から大人へと移ろうとする、ひと夏の切ない恋の行方。
ネット上の声
- 傑作ではありませんが、良作ではあります。
- この先に彼女は何を観るのだろう??
- フリスク代わりの安定剤系ムービー
- 見て「癒される」とは限らない
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間87分
- 監督ジェローム・ボネル
- 主演ナタリー・ブトゥフ
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オペラ『ニーベルングの指輪』『ヴォツェック』、映画「王妃マルゴ」「愛する者よ、列車に乗れ」の鬼才パトリス・シェロー監督作。難病に冒された兄と、その最期を看取る弟の「死と再生」の物語。ヴァンサン・ペレーズらとともにシェロー組の中核といっていいブリュノ・トデスキーニが兄トマに扮し、12キロもの減量で難役に挑んでいる。弟リュックを演じるのは、フランソワ・デュペロン監督の作品で知られるエリック・カラヴァカ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督パトリス・シェロー
- 主演ブリュノ・トデスキーニ