イタリア映画界の巨匠マルコ・ベロッキオが、言語を否定する息子とその家族の姿を通して、人間の心の闇を描いたドラマ。14歳の時に人と会話することを止め、その代わりに舞台の上だけで言葉を発することにした俳優の青年。家族はどうしたら彼が再び会話をしてくれるか思い悩む。そんな中、青年は心を開ける相手を見つけるが……。「旅芸人の記録」「アレクサンダー大王」「ユリシーズの瞳」など、テオ・アンゲロプロス作品を多数手がけるヨルゴス・アルバニティスによる、コントラスト冴え渡る美麗な映像も見どころ。
ネット上の声
- 唐突な地震からの夜→カオスシチリア物語を想起させる白昼の浜辺出現でヨルゴス・アル
- [会話を止めた舞台俳優とその家族たち] 80点
- ベロッキオの光に対する意識の高さ
- 再見したけどべらぼうに良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ティエリー・ブラン