大恐慌下のフランス。家族を養うため、裕福な未亡人を殺し続ける男。チャップリンが描く冷徹なブラックコメディ。
1930年代、世界恐慌の嵐が吹き荒れるフランス。元銀行員のアンリ・ヴェルドゥは、30年の勤め先を解雇され、愛する妻子を養うためにある「ビジネス」を始める。それは、裕福で孤独な未亡人たちを次々と誘惑し、結婚しては財産を奪い殺害すること。紳士的な物腰と巧みな話術で獲物を手玉に取るヴェルドゥ。しかし、ある無邪気な娘との出会いが、彼の冷徹な心に小さな波紋を広げる。殺人は個人の悪か、それとも社会が生んだ必然か。喜劇王が放つ、痛烈な社会風刺。
ネット上の声
- チャップリンの視点、彼らしさの詰まった作品
- 青髭ランドリューのどす黒い魂が輪廻する
- 所謂“チャップリン映画”では無い。
- な~にがブラックユーモアだよ!w
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間124分
- 監督チャールズ・チャップリン
- 主演チャールズ・チャップリン