「危険な関係」のロジェ・ヴァディムが、パラマウントと契約して監督した第1作。イタリアの吸血鬼伝説を題材にした新しいスタイルの恐怖映画。アイルランドの作家シェリダン・ルファヌーの怪奇小説「カーミラ」をもとに、ロジェ・ヴァディム以下4人のライターが現代風に書き直したもの。撮影は「女の一生」「ピカソ・天才の秘密」のクロード・ルノワールで、ローマ近郊の古城でロケが行われた。音楽は「素晴らしい風船旅行」のジャン・プロドロミデスが担当。出演は「戦争と平和」「陽はまた昇る」のメル・ファーラー、「赤い砦」「水田地帯」のエルザ・マルティネリ、「危険な関係」のアネット・ヴァディム、「ローマで夜だった」のガブリエラ・ファリノン、ジャック・ルネ・ショーファール、特別出演のマルク・アレグレ監督など。
ネット上の声
- 冒頭から全編を通して流れるハープの旋律がどこか哀愁を帯びて切なく響きます
- 澁澤龍彦が愛好し自ら責任編集した雑誌名に引用している
- 噛んでもらいたいヴァンパイアがいました。
- 【澁澤龍彦先生のお気に入りと聞いて♡】
ホラー
- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間74分
- 監督ロジェ・ヴァディム
- 主演メル・ファーラー