全5作品。エドゥアール・ベールが出演した映画ランキング

若きフランス人ジャーナリストは、ドキュメンタリー映画の企画のためにサルバドール・ダリと何度も面会を重ねる。だが、撮影は一向に始まらず――。

愛用のバイオリンを壊され生きる意味を失った音楽家が、死を決意してからの8日間を幻想的に描く、ほろ苦くも美しい人生賛歌。

1958年のテヘラン。天才バイオリン奏者のナセル・アリは、妻との喧嘩で命より大切な愛器を壊されてしまう。代わりの楽器は彼の心を決して満たさず、絶望した彼はベッドに横たわり、ただ死を待つことを決意。死へと向かう8日間、彼の脳裏には、叶わなかった初恋の思い出、未来の子供たちの姿、そして大好物だった料理「チキンとプラム」の記憶が、現実と幻想の区別なく次々と浮かび上がる。人生の最後に彼がたどり着く、愛と芸術、そして生きてきた日々の本当の意味とは。

フランスの国民的作家ジャン＝ジャック・サンペの同名小説を、「アメリ」のギョーム・ローランによる共同脚本で映画化。プロバンスの村で一番の自転車修理工ラウルは、愛する妻子に囲まれて順風満帆な毎日を送っているかに見えたが、実は子どもの頃から誰にも言えない秘密を抱えていた。なんと彼は、自転車に乗ることができないのだ。自転車を愛し続けて生業にまでした彼にとって、それは悲しく致命的なことで、時が経つほど誰にも打ち明けることができなくなっていた。そんなある日、村人を撮影する写真家が、ラウルが自転車に乗って坂道を下る瞬間を撮影しようと言い出す。どうにか阻止しようと悪戦苦闘するラウルだったが……。主演は「神様メール」のブノワ・ポールブールド。共演に「わたしはロランス」のスザンヌ・クレマン、「モリエール　恋こそ喜劇」のエドゥアール・ベール。

フランスの国民的ヒーローコミック「アステリックス」を、ジェラール・ドパルデュー、カトリーヌ・ドヌーブらフランス映画界を代表する豪華キャストで映画化したアドベンチャーコメディ。古代ローマ時代。コーデリア女王が治める国ブリテンは、カエサル率いるローマ帝国軍の侵攻を受けて窮地に立たされていた。ブリテンの高官ジョリトラックスは、魔法の薬を飲むと怪力になるというガリアの村人アステリックスとオベリックスに協力を求めるが……。監督は「プチ・ニコラ」「モリエール　恋こそ喜劇」のローラン・ティラール。

「TAXi」のジェラール・ピレス監督が手がけたスパイアクション・コメディ。フランスで核ミサイルが盗まれるという大事件が発生。内部に二重スパイがいると考えた当局は、どう見てもシークレットエージェントに見えないという理由から、民間人のベンとウィルをおとりとして派遣することに。2人は厳しい訓練の末、事件の鍵を握る美女を追ってモナコへと飛ぶが……。主演はフランスのテレビ界で人気のコンビ、エリック・ジュドールとラムジー・ベディア。