江戸・吉原遊廓、処女を富豪に捧げる儀式「玉割り」。地獄に売られた少女が、絶望の果てに見せる壮絶な生き様。
江戸時代、日本最大の色町・吉原。貧しさから廓に売られた少女ゆきは、楼主から「玉割り人」としての過酷な運命を宣告される。それは、大金を積んだ客のために処女を捧げるという、屈辱的で特殊な役目。先輩遊女からの嫉妬やいじめ、客からの非道な扱いを受け、ゆきの心と体は日に日に蝕まれていく。逃げ場のない閉ざされた世界で、人間としての尊厳を奪われ続ける日々。しかし、地獄の底で彼女の瞳に宿ったのは、諦めか、それとも復讐の炎か。一人の女の壮絶な生き様を、鮮烈なエロティシズムと共に描く衝撃作。
ネット上の声
- NFAJ特集にて続編と二本立て初見
- 遊女に手練手管を伝授する「玉割り人」の女性(潤ますみ)が、アナーキストの青年(大
- 去勢された川谷拓三が大活躍! ムスコを切り落とされた痛みに悶えながらチャリを漕ぐ
- 東映カルトプリンスと呼ばれた牧口雄二監督のデビュー作で最高傑作と推す人も多い
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督牧口雄二
- 主演潤ますみ