文豪ドストエフスキーの名作小説を新鋭のピエール・ブランシャールと「モンパルナスの夜」「黒い瞳(1935)」のアリ・ボールとが主演している。脚色にはシュナル自身が、製作者のクリスチャン・スタンジェル、「無名戦士」等の監督者ウラジミール・ストリシェフスキー両氏の協力を得て当たり、台詞は小説家のマルセル・エーメが書いた。助演者は「リリオム」のマドレーヌ・オーズレーを始めとして、「白き処女地」「モンパルナスの夜」のアレクサンダー・リニョオ、「別れの曲」のリュシエンヌ・ルマルシャン、「泣き笑い千法札」のマルセル・ジェニア、「上から下まで」のカトリーヌ・エスラン、マグドレーヌ・ベリュベー、ドゥーキンク、マルセル・ドレートル、等である。音楽は「最後の戦闘機」と同じくアルテュール・オネガーが書卸し、キャメラはマンドヴィレ、ルネ・コラの両氏が担任した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ピエール・シュナール
- 主演ピエール・ブランシャール