舞台を去った老優たちの終着点。栄光の記憶と現実が交錯する、人生最後の舞台。
1930年代フランス、俳優専門の老人ホーム。そこは、かつて舞台を彩った者たちの終の棲家。女たらしの色男として名を馳せたサン・クレール、才能に恵まれながらも無名に終わったマルニー、そして三文役者のカブリサード。三者三様の過去を背負う彼らの穏やかな日常は、サン・クレールの入居によって一変。彼の虚栄心と過去の恋愛遍歴が、静かな水面に波紋を広げ、嫉妬と対立の渦を生む。栄光の記憶にすがる者、孤独に苛まれる者。人生という舞台の幕が下りる時、彼らを待つ結末とは。それぞれの旅路の果てにある、哀愁に満ちた人間ドラマ。
ネット上の声
- 【1948年キネマ旬報外国映画ベストテン 第5位】
- 老いたことを受け止めた者と老いを受け入れられない者どちら共の哀れさや悲しみが描か
- 生真面目ゆえに挫折したマーニー、代役として舞台に立てないまま引退したカブリサード
- ハリウッドだったらどう考えてもドタバタコメディーで大団円になるとしか思えない設定
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ヴィクトル・フランサン