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白黒の世界に生きる男たちが覗き見た、金持ちのカラフルな秘密。ドライブレコーダーが暴く、人間の欲望と社会の闇。
現代の台湾。仏像工場で夜間警備員として働くピクルスと、廃品回収で生計を立てる友人のヘソ。彼らの唯一の楽しみは、工場の社長が所有する高級車のドライブレコーダーの映像を盗み見ること。そこに映っていたのは、普段は知ることのできない社長の華やかな女性関係や、政財界の裏側。しかしある日、二人は映像の中に決して見てはいけない“事件”の瞬間を目撃。好奇心から始まった遊びが、二人を危険な深みへと引きずり込む。白黒の日常と極彩色の非日常が交錯する時、彼らの運命は。
ネット上の声
- 瞬間を繋いで生きる人々に寄り添う作品
- 誰もが何かを抱えて生きている
- 台北の道路と鉄道
- 鳥が取り持つ縁
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国台湾
- 時間107分
- 監督ホァン・シー
- 主演リマ・ジタン
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亡き恋人の面影を宿す男との出会い。香港の夜を彷徨う、愛と喪失、そして自己発見の物語。
恋人ウィンを突然の事故で失ったワイ。悲しみに暮れる彼女は、彼の遺品から、彼がバイセクシュアルであり、男性の恋人がいたという衝撃の事実を知る。ウィンを理解するため、彼の足跡を辿るワイ。そんな彼女の前に現れたのは、ウィンと瓜二つの顔を持つ青年、ビル。ワイは、亡き恋人の幻影をビルに重ね、次第に彼に惹かれていく。一方、ビルもまたワイの中に何かを見出していた。愛なのか、代償行為なのか。生者と死者の間で揺れ動く奇妙な三角関係。香港の雑踏の中、彼女が見つけ出す愛の本当の形とは。
ネット上の声
- 悲しい、大人の恋。
- 同性愛でも異性愛でも重苦しくても軽々しくても全ての愛が心に刺さる
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国香港
- 時間90分
- 監督スタンリー・クワン
- 主演チンミー・ヤウ
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台湾の新鋭チェン・ヨウチェの長編監督デビュー作となる群像ドラマ。主演女優に憧れる映画制作アシスタントのパン、裏社会で働くタイからの不法移民ディンアン、クラブのカウントダウンパーティへ向かう謎の女バタフライとその親友シャオフイ、シャオフイの恋人ハオズ、部下を信じきれない裏社会のボス宗徳、過去の出来事に悩まされる映画監督リーシャン。ばらばらだったはずの7人の時間が少しずつ交錯しながら、やがて衝撃の結末へと向かっていく。
- 製作年2006年
- 製作国台湾
- 時間113分
- 監督チェン・ヨウチェ
- 主演クー・ジャーヤン
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台湾の女優で監督としても数々の作品に携わってきたシルビア・チャンがメガホンをとり、3人の若者の交錯する過去と現在を描いたドラマ。台東の沖にある緑島で生まれたユーナンとユーメイ兄妹。母は息子と夫を島に残し、幼いユーメイを連れて台北へと去ったが、ほどなくして他界した。月日が流れ、駆け出しの画家として台北に暮らすユーメイは、家族の仲を引き裂いた母親への怒りを抱えながら生きている。ユーメイはボクサーである恋人ヨンシャンに妊娠したことを告げられずにいた。ヨンシャンは網膜剥離であることを隠して試合に臨み、コーチから選手証を取り上げられて途方に暮れる。台東で旅行ガイドとして忙しく働く兄のユーナンは、孤独の中で過去を思う日々を送っている。ある夜、ユーナンは台風による足止めで立ち寄った店で遭遇したのは、あまりもせつない幻影だった。台湾で活躍する俳優・蔭山征彦がチャンとともに脚本を手がけた。2015年・第16回東京フィルメックスでは「念念」のタイトルで特別招待作品として上映。
ネット上の声
- 新年最初の鑑賞は、やはり大好きな台湾映画から
- Every single life is precious.....
- アマプラで台湾映画というだけで見始めたら、好きなジョセフチャンが出演していてのめ
- 生きてても、死んでても、その人と本当の会話をするには、子どもたちなりにタイミング
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国台湾,香港
- 時間119分
- 監督シルヴィア・チャン
- 主演イザベラ・リョン
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台湾の新人女性監督サニー・ユイが、幼くして親になった10代のカップルの現実を見つめた青春ドラマ。中学2年生の少年バオリーは校舎の屋上でいじめられていた上級生の女子ジアジアを助けて仲良くなり、彼女と関係を持つ。ジアジアが自分の子を身ごもったことを知ったバオリーは、学校を辞めて食堂で働きはじめる。やがてジアジアは女の子を出産。ふたりは助け合って生きていこうとするが、バオリーの母がギャンブルで彼の稼ぎを使い込んでしまったことが発覚する。一方、ジアジアもバイト先の店長と愛人関係になり……。「共犯」でも共演したウー・チエンホーとウェン・チェンリンが主人公カップルを演じ、「カップルズ」のクー・ユールンらベテラン勢が脇を固める。2015年・第28回東京国際映画祭「アジアの未来」部門上映作品。
ネット上の声
- 二人は離れてしまうのではないかなと思ったけど、最後のシーンからはいい方向に進むと
- こういうか弱くて綺麗なアバズレ女に突っかかるさほど可愛くない気の強い女ボスとその
- ジャケ良さげじゃんと思って選んだら、まーた重たい映画だった
- 周りの環境って大事だよねと改めて
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国台湾
- 時間90分
- 監督サニー・ユイ
- 主演ウー・チエンホー