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歌舞伎の『籠釣瓶花街酔醒』に材をとり、「かくれた人気者」の依田義賢が脚本を執筆、「酒と女と槍」の内由吐夢が監督したもので廓を舞台にした悲劇。「暴れん坊兄弟」の吉田貞次が撮影した。
ネット上の声
- 実直な人柄と仕事ぶりで周囲から慕われている豪商なのだが、生来の顔の痣が原因で女性
- 花火見物する屋形船の交差も、花魁の化粧道具の多さも、過剰でなく、あくまで自然に画
- ストーリーの面白さや役者、女優の演技力も申し分なく、全く退屈する事の無い2時間弱
- 『人生劇場 飛車角と吉良常』のときも思ったけれど、座敷で人が話をするところを撮る
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督内田吐夢
- 主演片岡千恵蔵
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徳田秋声原作から「献身」の新藤兼人が脚色、「うるさい妹たち」の増村保造が監督した文芸もの。撮影は「誘拐」の小林節雄。
ネット上の声
- 不気味で怖い藤原礼子が魅力的でした
- 若尾文子、髪を振り乱しての大乱闘
- 旦那を奪おうとする2号さんのドロ沼物語
- 田宮二郎と若尾文子と水谷良重の乱闘シーンは、現場でなかなか監督のカットの声が掛か
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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「続社長三代記」の笠原良三の脚本を、「東京おにぎり娘」の田中重雄が監督したメロドラマ。撮影も「東京おにぎり娘」の高橋通夫。
ネット上の声
- 老舗に鰹節屋を舞台に、婿養子で社長の父親が会長である祖母と喧嘩して家を出たことか
- 妹水谷良重は早く結婚したいのに、谷栄は順番てものがあるの一点張り、肝心の姉のお富
- 川崎敬三の肩ポンポンと叩いて「呑もう…」って言いたくなるよねぇ
- 勝ち気なお富士さんが大好きなので、このシリーズ何度もみちゃう
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演山本富士子
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「真赤な恋の物語」の井上梅次が原案・脚本・監督したミュージカル・ドラマ。撮影は、「港に消えたあいつ」の小杉正雄。
ネット上の声
- バレエは何だったの? そしてシナリオ崩壊
- 母の形見の♪
- 基本的に散漫なのだけれど、水谷八重子のシーケンスで佐田啓二が絡むシーンがことごと
- 前半クソつまらん、特に三人揃って踊ってる時が一番退屈という致命的な欠陥もあるのだ
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督井上梅次
- 主演水谷良重
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「漫画横丁 アトミックのおぼん スリますわヨの巻」につづく、アトミックのおぼんシリーズ第二作。スタッフは前作と同じ。
ネット上の声
- 漫画から飛び出してきたような個性溢れる面々の賑やかなコメディ
- この時代の緩やかな感じが、漫画の実写化に合っているのかも
- ◎水谷良重と笠置シヅ子 新旧ジャズ女王スリ対決
- 中谷一郎といつのまにそんな話に
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演水谷良重
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源氏鶏太の原作を「強くなる男」の松浦健郎が脚色「気まぐれ渡世」の西河克己が監督したサラリーマンもの。撮影もコンビの岩佐一泉。
ネット上の声
- 勧善懲悪ものでスッキリ
- 自分に目を掛けてくれる営業部長を失脚させようとする陰謀に、若手サラリーマンが同士
- 胃がキリキリしてくる東野英治郎のクソおやじにこすい藤村有弘に存在がいやらしい滝沢
- 東宝「無責任」「社長」シリーズの中間レベルにある源氏鶏太原作、西河克己監督の安定
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督西河克己
- 主演石原裕次郎
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「続サラリーマン忠臣蔵」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「風と雲と砦」の森一生が監督した歌謡股旅もの。撮影担当も「風と雲と砦」の本多省三。
ネット上の声
- 当時のアイドル、橋幸夫を迎えて市川雷蔵がコメディ演技で器用なところを見せる
- 市川雷蔵のコメディ演技は華があってそれでいて砕けてる感じが良いね(*´Д`)
- 市川雷蔵、水谷八重子、2代目中村鴈治郎のやり取りが楽しいコメディ
- 股旅ものはあまり好みではないけど、この作品はコミカルで楽しい
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督森一生
- 主演市川雷蔵
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陳出達朗原作・別冊読切傑作集連載「右門捕物帖 まぼろし変化」より、「八人目の敵」の直居欽哉が脚色。「赤い影法師」の小沢茂弘が監督した娯楽時代劇。撮影は「右門捕物帖 卍蜘蛛」の伊藤武夫。
ネット上の声
- 将軍家斉の専を糺す「金さん」
- シリーズ物も17作目ともなるとマンネリ化打破のために実験的試みが行われるんだろう
- 「40人もお妾さんもって、55人もガキをおつくりになった将軍さまが悪いってことに
- 集団時代劇前夜の大傑作
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督小沢茂弘
- 主演片岡千恵蔵
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船山馨の原作を、「黒い花粉」の猪俣勝人が脚色、「夜の鴎」の佐分利信が監督、木塚誠一が撮影した社会劇。「地上」の佐分利信が自ら出演するほか、「青い山脈 (前篇)(1957)」の水谷良重、「純愛物語」の木村功、大塚道子、福田妙子、三津田健といった異色キャスト。
ネット上の声
- 佐分利のいかにも元軍人、おそらく特務機関員らしい殺しも殺されも覚悟済みという感じ
- 冒頭の壁の崩壊したビルの中程にあるボクシングジムや事務所の窓からのぞく鉄鋼場のフ
- 実力より野心が大きくなっちゃって漬け込まれ利用され情けなく死んで行く木村功
- 未ソフト化されている蔵出し映画が放送されていたので録画して観てみた🙌
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐分利信
- 主演木村功
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八尋不二の原作を「蝙蝠屋敷」の吉田哲郎が脚色、「新源氏物語」の森一生が監督した侠客もの。撮影は「銭形平次捕物控 美人鮫」の本多省三。
ネット上の声
- ええっ 喧嘩しちゃいけないの?!
- ケンカのシーンやアクションが発生するシーンを、カメラを動かさず、あくまで映ってい
- 山根貞夫の解説に「60年代の仁侠映画の設定そのまま」って書いてあったけどほんとに
- 陰影の美と端正な語り口に森一生かとわなないたけど、ちまちま気持ち悪いパンが苦手
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督森一生
- 主演勝新太郎
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前作についで第二作目。子母沢寛原作を、前作と同じく犬塚稔が脚色、「江戸へ百七十里」の森一生が監督したやくざもの。撮影は「青葉城の鬼」の本多省三。
ネット上の声
- 盲目ながらも居合抜きの名人である渡世人の生き様を描いた「座頭市」の続編
- 市と与四郎…いや、勝新と若山富三郎物語
- 顔をさわる名シーンがちょっと台無し
- 勝新太郎&若山富三郎 兄弟役で共演!
座頭市、 時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督森一生
- 主演勝新太郎
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「喧嘩犬」の藤本義一がオリジナル・シナリオを執筆「視界ゼロの脱出」の村野鐵太郎が監督した犬シリーズ第三作目。撮影は「黒の超特急」の小林節雄。
ネット上の声
- 「犬」シリーズ第3作目です。
- 和製ガンマン・鴨井大介を田宮二郎が軽快洒脱に演じる人気シリーズの第三弾
- この3作目からカラー作品に格上げされ、天知茂も戻ってきた
- ずっと軽快な喋りと奇術のようなハジキ使いの田宮二郎
アクション
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督村野鉄太郎
- 主演田宮二郎
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今東光の原作を「悪名一番」の依田義賢が脚色「赤い手裏剣」の田中徳三が監督した“悪名”シリーズ第十作目。撮影もコンビの宮川一夫。
ネット上の声
- 初期の悪名の雰囲気
- びっくり鍋屋の娘と始めたおでん屋で足を洗うはずの朝吉が手負いの清次と悪党退治し河
- 賭場で勝ち取った小切手を生活に困っている対戦相手に返そうと主催に直談判する人情に
- 丁半博打で女社長から約束手形を勝ち取るがその絡みでヤクザと揉めるお話
時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督田中徳三
- 主演勝新太郎
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「アマゾン無宿 世紀の大魔王」につぐ千恵蔵の無宿者シリーズの第二作で、「金も命もいらないぜ」の松浦健郎の原作・脚本を、「はやぶさ大名」の小沢茂弘が監督した。撮影は「皮ジャン・ブルース」の西川庄衛。
ネット上の声
- 何て華やかな審査員女性陣!
- 『アマゾン無宿』に続く無宿シリーズ第二弾らしいがまったくの別物でこっちはつまんな
- 雪男の発見に成功したヒマラヤ探検隊の隊長(片岡千恵蔵)が、裏に潜んでいる巨大組織
- かろうじてギャングモノの筋をなぞっていた前作と違い、もはやジャンルは不明
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督小沢茂弘
- 主演片岡千恵蔵
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オール読物に連載された有馬頼義の同名小説を、「恐喝(1958)」の共同脚色者・芝野文夫が脚色し、同じく「恐喝(1958)」の佐伯幸三が監督した推理映画。撮影は「真夜中の顔」の荒牧正。
ネット上の声
- 豪華キャストに見取れていると…
- 自室で殺された姉の部屋に、身元を隠して入居し、婚約者?の三橋達也と犯人探しをする
- おそらくできたばかりの頃の原宿アパートメンツ(1958年竣工)が舞台で、テンポも
- 有馬頼義の原作を芝野文夫が脚色、佐伯幸三が監督した推理映画
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演水谷良重
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川野京輔の同名小説を「殺られてたまるか(1964)」の中西隆三と「機動捜査班 静かなる暴力」の西田一夫が共同で脚色「東京五輪音頭」の小杉勇が監督したアクションもの。撮影は「大日本ハッタリ伝」の峰重義。
ネット上の声
- 現在、池袋新文芸坐で実施されている《渡哲也・渡瀬恒彦 兄弟映画祭》にて
- 渡哲也の演技の変遷を感じられるの本当に楽しいな、この初々しさもやはり魅力、ハニカ
- 渡哲也のデビュー作で、確かに演技が初々しくて見てるこちらが気恥ずかしくなるくらい
- 数日経って覚えてる事は水谷八重子のスタイルの良さ(足がキレイ〜)ぐらいかも…と思
アクション
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督小杉勇
- 主演宍戸錠
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「鉛をぶちこめ」の甲斐久尊と「若旦那日本晴れ」の監督山内亮一、「第三の影武者」の星川清司が共同で脚本を執筆、「空の下遠い夢」の牛原陽一が監督した“ろくでなし”シリーズ第二話。撮影は「悪名高き ろくでなし」の峰重義。
ネット上の声
- 映画情報サイトだと「ろくでなしシリーズ2作目」と紹介されていたが、1作目が何なの
- 〖1960年代映画:アクション:日活〗
- 宍戸錠さん×井上昭文さんコンビ!
- 追いかけてそばの出前とぶつかり
アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督牛原陽一
- 主演宍戸錠
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尾崎士郎の同名小説を「浅草の灯 踊子物語」の棚田吾郎が脚色、「赤いハンカチ」の舛田利雄が監督した文芸もの。撮影もコンビの間宮義雄。
ネット上の声
- 「花と竜」で見事な任侠世界を描いた舛田利雄監督が、高橋英樹を主演に青春篇を風格あ
- 主人公の高橋英樹や彼の早大学友たちに魅力を覚えず、かなり退屈であった
- 〖1960年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:日活〗
- 三船敏郎のやつかと思ったら違った
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督舛田利雄
- 主演高橋英樹
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井上靖の原作を、「猟銃」の八住利雄が脚色し、「忠直卿行状記」の森一生が監督した、戦国時代を背景にした時代劇。「花くらべ狸道中」の本多省三が撮影した。
ネット上の声
- そっちの陣営について行っちゃあ...。
- 戦国時代の三河、友人である3人の雑兵がやがて別々の道を歩いてゆく様を、3人の女性
- 井上靖の原作を、森一生が監督した
- 緩くてぬるい
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督森一生
- 主演勝新太郎
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「濡れ髪喧嘩旅」の八尋不二が野村胡堂の原作を脚色し、「千姫御殿(1960)」の三隅研次が監督した銭形シリーズの一作。「関の弥太っぺ(1959)」の牧田行正が撮影。
ネット上の声
- ミステリ的な楽しさあふれる旅道中
- 銭形平次(長谷川一夫)が八五郎(三木のり平)と一緒に伊勢参りへ向かう旅の道中、連
- 平次、弥次さんになって、日本地図の行方を追い、お伊勢参りの一行に近づくが、一行に
- 豪華かつ大味な長谷川一夫の銭形平次映画を、三隅研次が撮るとこうなる
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督三隅研次
- 主演長谷川一夫
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柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎炎情剣」の星川清司が脚色、「ザ・ガードマン 東京用心棒」の井上昭が監督した“眼狂四郎”シリーズ第七作目。撮影は「眠狂四郎魔性剣」の竹村康和。
ネット上の声
- 斬らねば斬られるから斬るまでのこと
- 井上昭の眠狂四郎は
- たんに暗いだけか、ストイックなのか
- 狂四郎の住まい
時代劇、 眠狂四郎
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督井上昭
- 主演市川雷蔵
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「戦後最大の賭場」の村尾昭と「博徒解散式」の長田紀生がシナリオを共同執筆し、「現代やくざ 与太者の掟」の隆旗康男が監督したシリーズ第二作。撮影は「(秘)女子大生 妊娠中絶」の山沢義一が担当した。
ネット上の声
- 前作はヤクザ映画のクリシェが多くてあまり感心しませんでしたが、本作のストーリーに
- 『現代ヤクザ』シリーズ第2弾、前作との繋がりはなく、ヤクザの世界に虫ケラのように
- 一作目とはキャスティングががらりと変化。変に兄弟を絡めたためか、主...
- 健さんのシリーズとは一線を画するブレイク前の文太の現代やくざシリーズ
アクション
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督降旗康男
- 主演菅原文太
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「博徒一代 血祭り不動」の高田宏治が脚本を執筆し、「関東おんな極道」の森一生が監督したシリーズ第二作。撮影は「性犯罪法入門」の森田富士郎が担当した。
ネット上の声
- 安田道代をサポートする露口茂、西村晃、勝新といった侠客たちが魅力的
- 志村に赤ん坊を届けた安田
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督森一生
- 主演安田道代
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杉浦幸雄の漫画から「縞の背広の親分衆」の柳沢類寿が脚本を書き、「腰抜け女兵騒動」の佐伯幸三が監督した喜劇。撮影も「腰抜け女兵騒動」の黒田徳三。
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演水谷良重
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銀座を舞台にハイ・ティーンの生態を描こうという喜劇。井上友一郎の原作を、山内久が脚色、「僕は三人前」の瑞穂春海が監督した。撮影は「カックン超特急」の杉本正二郎。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督瑞穂春海
- 主演水谷良重
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安岡章太郎の週刊誌連載小説を、「駄々っ子亭主 続姉さん女房」の斎藤良輔が脚色し、「新三等重役 亭主教育の巻」の杉江敏男が監督した喜劇。「男対男」の西垣六郎が撮影した。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督杉江敏男
- 主演フランキー堺