日本音楽事業者協会(音事協)創立50周年記念作品として製作された長編アニメーション。北方四島における実話をもとに、ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命を描いた。1945年の色丹島。亡き母が愛読していた宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカムパネルラから名をとられた純平と寛太の兄弟は、父親の辰夫と祖父の源三とともに暮らしていた。戦争が終わり、ソ連軍の進駐により島民たちの間に混乱と不安が広がっていく中、兄弟の通う学校にも軍靴が響きわたり、やがて少年たちは家族との別れやロシア人少女との淡い初恋を経験していく。原作・脚本は「北の国から」の杉田成道。アニメーション制作をProduction I.Gが担当し、「アタゴオルは猫の森」「宮本武蔵 双剣に馳せる夢」などを手がけてきた西久保瑞穂が監督を務めた。声優に市村正親、仲間由紀恵、北島三郎ら。
ネット上の声
- アニメーションじゃなくては出せない繊細で力強い作品!
- ロシアとの友好を優先して意味不明となった
- あくまで「銀河鉄道の夜」へのオマージュだ
- 日本人全体としてはどう感じるのだろうか
アニメ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督西久保瑞穂
- 主演市村正親