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16世紀、大航海時代の悲劇。夫を失い異国から帰る船が難破、無人島に漂着した貴婦人を待つ、愛と絶望、そして究極の選択。
舞台は16世紀のポルトガル。若き貴族の女性エマは、夫と共にアフリカの戦地へ。しかし、夫は戦闘で命を落とす。失意の中、エマは帰国の船に乗るが、その船の船長と恋に落ちる。新たな愛を見つけたかに思えた矢先、船は嵐で難破。エマと船長、そして数人の乗組員は無人島に漂着。水も食料もない極限状態。生き残るための欲望が、人々の理性を蝕んでいく。愛を誓ったはずの男が見せる、恐ろしい本性。エマが下さなければならない、あまりにも過酷な決断。
ネット上の声
- オリヴェイラがカニバルからのカーニバルという駄洒落を体現させるために作った作品(
- オープニング、観客にヒューヒュー言われながらパーティ会場に入っていくところから面
- ずっとオペラなので、おお、オペラ、、おお、、、森のなかで、、うう、、眠い、、うう
- オペラ形式で話の進みが遅いのがやや退屈だが、撮影もライティングも神がかって良いし
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポルトガル
- 時間90分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
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1974年アフリカ植民地戦争の最前線。一人の兵士が語るポルトガル史に、栄光はあったのか。
舞台は1974年、泥沼化するアフリカ植民地戦争。ポルトガル軍の若き少尉と兵士たちは、終わりなき戦闘の合間に自国の歴史を語り始める。「なぜ我々はここで戦うのか」。その問いは、古代から大航海時代、そして近代に至るまで、ポルトガルが経験した数々の輝かしくも悲劇的な敗北の歴史へと遡っていく。英雄たちの挑戦、無謀な戦い、そして空しい結末。歴史上の敗北と、目の前の不毛な戦争が重なり合う時、兵士たちは「支配の空しい栄光」の意味を知る。巨匠が描く壮大な歴史哲学詩。
ネット上の声
- 右から読んでも左から読んでも、NON!
- 過去の総決算
- 難しい・・・
- 武力によって他国を征服する空しさをポルトガルの歴史と現代をシームレスにかけ合わせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国ポルトガル,スペイン,フランス
- 時間110分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
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19世紀ポルトガル、破滅へと向かう男女の愛憎劇。嫉妬と情熱が交錯する、悲劇的恋愛の記録。
舞台は19世紀ポルトガルの上流社会。裕福な地主で作家のジョゼ・アウグストは、英国商人の娘フランシスカと出会い、恋に落ちる。しかし、彼の親友も彼女に惹かれていたことから、三人の関係は嫉妬とプライドが渦巻く複雑なものに。互いを求めながらも傷つけ合う、熱烈で不安定な二人の愛。その行き着く先は、逃れられない悲劇的な運命。
ネット上の声
- 長い、眠い、登場人物に感情移入できない
- フランシスカは劇中ファニーという愛称で呼ばれているのに、その表情は終始暗く、微笑
- 視線の交わらない構図に切り返しもなく、対話感のない会話を二度繰り返すことで対話た
- 固定画面の中で人物はほとんど視線を交えることなく、画面の外か偶にカメラに視線を向
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国ポルトガル
- 時間166分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ディオゴ・ドリア
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今年で102歳となる現役最高齢の映画作家マノエル・デ・オリベイラが、ポルトガルの文豪エサ・デ・ケイロスの短編小説を映画化。リスボンから南に向かう列車の中で、とある夫人と隣り合わせた青年マカリオは、「話して楽になりたい」といい、衝撃的な体験談を語り始める。それは、マカリオと、彼がひと目で恋に落ちたブロンド少女・ルイザの奇妙な物語だった……。主人公マカリオにオリベイラ監督の孫リカルド・トレバ。
ネット上の声
- フレーム内フレームで切り取られるカタリナ・ヴァレンシュタインに気づくと夢中だ
- 日本サヨナラ勝ち!よかった〜⚾️㊗️
- 少女は美しいが全然「過激」ではない。
- ブロンド少女は過激におぞましく
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国ポルトガル,スペイン,フランス
- 時間64分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演リカルド・トレパ