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ポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー監督による、青、白、赤のフランス国旗をモチーフにした三部作「トリコロール」の第2作。舞台はパリ。性的不能が原因で、妻のドミニクに去られてしまったポーランド人のカロル。故郷へ戻って大金を手にした彼は、どうにかしてドミニカを取り戻そうと策を練る。主演は、ズビグニエフ・ザマホフスキー、ジュリー・デルピー。
ネット上の声
- 【性的不能のために妻に去られた男が求めた”平等な関係性”。シニカルで、エロティックでそこはかとなく可笑しい作品。コミカル要素を絡めながら、平等な夫婦愛の再構築を求めた男の姿が印象的な作品でもある】
- この監督の映画わからない人、可哀想です。
- 普遍的な愛情はまた複雑で・・・☆3.0
- 巨匠が残したエッジの異なる芸術品
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国フランス,ポーランド
- 時間92分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演ズビグニエフ・ザマホフスキ
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故なき疑いを受け拘留され、5年に渡る〈尋問〉という名の拷問に耐え忍んだ女性の過酷な運命のドラマ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはアンジェイ・ワイダ、製作はタデウシ・ドレヴノ、監督はドキュメンタリー出身のリシャルト・ブガイスキ、脚本はブガイスキとヤヌーシュ・ディメクの共同、撮影はヤツェク・ペトリツキが担当。出演はクリスティナ・ヤンダ、アダム・フェレンツィほか。
ネット上の声
- 尋問者たちも尋問内容も全然怖くなかった
- 製作総指揮アンジェイ・ワイダ
- 尋問という名の拷問
- カール3D
サスペンス
- 製作年1982年
- 製作国ポーランド
- 時間118分
- 監督リシャルト・ブガイスキ
- 主演クリスティナ・ヤンダ
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2015年・第65回ベルリン国際映画祭で監督賞となる銀熊賞を受賞したポーランド映画で、ポーランドのアカデミー賞であるイーグル賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞を受賞した、父と娘の再生を描いた人間ドラマ。病気で母を亡くした娘と検察官の父。心身を病んだ娘は摂食障害となり、日に日にやせていく。喪失感を拭えない父は、検察官として立つ事故現場で人の死に何も感じなくなっていた。埋められない溝ができてしまった父と娘は、お互いを傷つけあった。そんな娘の体を見かねた父は娘をセラピストのもとへと通わせてリハビリをさせるが、そのセラピストによる療法は普通では考えられないものだった。監督はポーランド人女性監督マウゴシュカ・シュモフスカ。ポーランド映画祭2016や15年・第28回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映されている。
ネット上の声
- 欧州らしい変則コメディ、バランスが楽しい
- 霊っているのかいないのか、ま、どっちでも
- ちょっと信じてみる、霊力でも何でも。
- ヨーロッパではオカルト流行?
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国ポーランド
- 時間90分
- 監督マウゴシュカ・シュモフスカ
- 主演ヤヌシュ・ガイオス