15世紀フランス、異端として裁かれる聖女ジャンヌ・ダルク。史実の裁判記録に基づき描く、魂の尊厳を懸けた法廷劇。
1431年、百年戦争下のフランス、ルーアン。神の声を聞いたと主張し、フランス軍を勝利に導いた少女ジャンヌ・ダルク。イギリス軍に捕らえられた彼女は、異端者として宗教裁判にかけられる。冷酷な尋問を続ける神学者や裁判官たち。孤立無援の中、ジャンヌは自らの信仰と神の言葉だけを武器に、毅然と立ち向かう。権力による執拗な追及と、揺るがぬ信念の対峙。史実の裁判記録を忠実に再現し、人間の精神性の極限を描き出す。彼女を待ち受ける過酷な運命。その魂の軌跡。
ネット上の声
- ブレッソンのジャンヌ・ダルク
- ジャンヌの足
- ストイック
- ドライヤーの「裁かるるジャンヌ」と対称的なアプローチながら、それに匹敵するくらい
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間65分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演フロランス・カレ