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都会の片隅、ありふれた街角で交錯する男女の剥き出しの欲望。愛を求め彷徨う人々の孤独と情事を描く人間ドラマ。
舞台は1980年代、日本のどこにでもあるような街角「2丁目3番地」。退屈な日常を送る住民たち。満たされない人妻、無気力な夫、孤独な青年。彼らの前に現れた一人の人物をきっかけに、淀んでいた人間関係が動き出す。抑圧された感情の爆発。秘密の情事と、そこから生まれる嫉妬や葛藤。人々が求めるのは束の間の癒しか、それとも真実の愛か。小さなコミュニティで繰り広げられる、濃密で生々しい愛の記録。
ネット上の声
- 平野監督、愛の平野騒ぎ
- 園子温が破傷風になる件のフィクションとドキュメントのシームレスな切り替えが見事
- AVが映し出す世界は、カメラがあることを前提とした、カメラがなければ起こり得ない
- 漫画家、映画監督、写真作家などを経て鬼畜系AV監督にたどり着いた平野勝之が園子温
- 製作年1986年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督平野勝之
- 主演杉山正弘
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自転車一台で東京から北海道へ。愛と狂気が疾走する、800kmに及ぶ伝説のロードムービー。
監督である平野勝之自身と、彼の恋人である林由美香。二人は一台の自転車に乗り、東京から監督の故郷・北海道を目指すという無謀な旅に出る。道中で繰り広げられるのは、激しい口論と、剥き出しの愛情。心身ともに追い詰められていく極限状況の中、カメラは二人の関係性の生々しい変化を容赦なく記録していく。これは単なる旅の記録ではない。愛を確かめるための、あまりにも過激で純粋な魂の逃避行。
ネット上の声
- 「雷魚」というタイトルの映画は他にも何作品かあり、多分一番有名でないのがこの作品
- 冒頭10分くらいが神がかっていて、改めて平野監督のセンスにヤられた
- 四谷アウトブレイクの配信上映にて、監督の解説付きで鑑賞
- キセノンランプ映写機での8ミリフィルム上映で鑑賞
サスペンス
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督平野勝之
- 主演杉山正弘
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憂欝な日々を送る二人の予備校生の心情を描く青春映画。脚本・監督は8ミリ出身で「決戦!女子寮対男子寮」の園子温。共同脚本は8ミリ「ふたつくくり」の斎藤久志。撮影は北沢弘之がそれぞれ担当。(16ミリ)
ネット上の声
- 自転車走る!
- 園監督の自転車吐息、園のむき出し
- 透明ランナーが増殖、年が明ける誕生日が来る、新聞は届かなかったのかもしれない
- わけがわからないのに見入ってしまう不思議な魅力のある映画だった
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督園子温
- 主演園子温