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緋色の長襦袢に隠された昇り竜の刺青。父を殺された娘が、女の身一つで仁義なき博徒の世界に殴り込む、凄絶な復讐劇。
明治中期の北九州・若松。海運業を営む一家に育った娘・お竜の平穏な日常は、対立組織の卑劣な罠により一夜にして崩壊。父を無残に殺害された彼女は、復讐を誓い、可憐な着物を脱ぎ捨て背中に昇り竜の刺青を刻む。女であることを武器に、そして刃に、男たちの欲望と裏切りが渦巻く博徒の世界へ。イカサマが横行する賭場で度胸と腕っぷしを見せつけ、巨大な組織にただ一人で立ち向かう。彼女を待ち受ける過酷な運命。女の意地と情念が炸裂する任侠アクションの傑作。
ネット上の声
- 東映は本気だったのか
- 藤純子引退後に彼女の後継者となるやくざ映画の女性スターを登場させようと製作された
- 数々のピンキーバイオレンスで、ハードなセックスアピールしてる池玲子姐さんが、撮影
- 義理人情を大切にしている女博徒(中村英子)が、強権をふるう女衒の組織に肉薄してい
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督石井輝男
- 主演中村英子
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実録的任侠アクションをドラマチックに描いた作品。脚本、監督は共に「博徒斬り込み隊」の佐藤純彌。撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督佐藤純弥
- 主演鶴田浩二
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「やくざと抗争」シリーズ第二作。二作目も安藤昇原作・小説の映画化であるが、前作と違って、安藤昇自身がモデルとなっている。不良学生グループのリーダーだった安藤昇がやくざ、テキヤを相手に血で血を争う抗争を繰り返しながら、“安藤組”を結成するまでを描く。脚本は「やくざと抗争」の石松愛弘、監督も同作の佐藤純彌、撮影は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 安藤組誕生までの抗争の日々を描く…!
- 学ランに学帽の安藤組長と江守徹の血だらけの殴りあいから車座になって笑顔で回転する
- 襲撃のキャッチボールが延々と続き「俺たちに明日はない」みたいに終わって最高
- 安藤さんてまあ結局こういう人なんでしょうねえ、ということがわかりました
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督佐藤純弥
- 主演丹波哲郎