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全2作品。維新派が出演した映画ランキング

  1. 蜃気楼劇場
    • B
    • 3.69
    一九七〇年の結成以来、大阪を拠点に破天荒な実験的演劇を続けてきた劇団『維新派』の活動の様子を、特に彼らの特徴として知られる、自らの手による独自の野外劇場作りの姿を通して描くドキュメンタリー。監督は「谷間に吹く風」などの記録映画作家・杉本信昭、撮影は「老人と海」の清水良雄が担当。映画は一九九一年の十月十七日から十一月五日まで、維新派が東京での初の本格的公演「少年街」のために、汐留の国鉄跡地に敷地約二〇〇〇平方メートル、高さ二五メートルの巨大な野外劇場を建設していった様子を描く。八月の草むしりから始まり、十月以降、様々な職業のメンバーが集まってくる。単調な作業の繰り返しの中に、徐々に劇場が形になっていく緊張感、完成して公演終了を迎える充足感、解体し跡形もなくなった空き地に流れる奇妙な解放感、そして次なる『オモロイコト』への予感に満ちて映画は終わる。

    ネット上の声

    • お酒を飲んで、作って、壊して、そこでまたみんなで野球する、最高では
    • 私はやはり杉本監督作品の中で一番好きです
    ドキュメンタリー
    • 製作年1993年
    • 製作国日本
    • 時間111分
    • 監督杉本信昭
    • 主演維新派
  2. 阿呆船 さかしまの巡礼
    • C
    • 3.25
    “劇団維新派”が83年に大阪で行った公演『月光のシャドウボール』の模様を、独特の映像イメージでまとめた異色ドキュメンタリー。監督の康浩郎は日大芸術学部映画学科卒業後、着実な活動を続けてきた映像作家。維新派の演劇に衝撃を受けた彼が、ミッシェル・フーコーの『狂気の歴史』という一節から狂人の船というモチーフを得て舞台の模様を再構築している。撮影は福島洋が担当。1984年作品。

    ネット上の声

    • 1983年に上演された『つばき式・月光のシャドウボール』の記録映像より
    ドキュメンタリー
    • 製作年1992年
    • 製作国日本
    • 時間55分
    • 監督康浩郎
    • 主演維新派

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